今の時代自宅にもインターネット回線を引いている家庭は多いですよね。
我が家も以前からインターネットの契約をしていますが、中には自宅訪問を行なう仲介業者がいる事をご存知ですか?
彼らは言葉巧みに料金が安くなる事や回線速度が速くなる事を客に伝え、現在のプロバイダーから新たなプロバイダーに乗り換える事を進めてきます。
しかし仲介業者というのは、都合のいいように話を誘導しますので結果的に「料金が前の業者よりも高くなった!」という事が多々あります。
私も以前そのような体験をしましたので、これからインターネット回線を乗り換えようと考えている人には十分に注意して欲しいと思います。
では、事の成り行きを細かく紹介していきますので、是非参考にしてください。
コンテンツの内容
仲介業者と大元業者の違い
そもそも仲介業者と大元の業者の違いは、契約時に貰うパンフレットを見れば一目瞭然です。
そのパンフレットには大抵、大元の業者名が書かれています。例えば
・NTT光
・auひかり
・ソフトバンク光
などですね。
他にもプロバイダーは幾つもありますが、こんな感じです。
そして仲介業者はこれらのプロバイダーとは関係のない会社であり、契約時に名刺を貰えば一発で見分ける事ができます。
例えば上記の名前と関係の無い
・株式会社 あいうえお
・山田太郎 株式会社
などであれば仲介業者である可能性は高いです。
見分ける事が出来ない場合は直接「あなたの会社は仲介業者ですか?」と尋ねた方がいいですね。
仲介業者が儲かる理由と仕組み
では何故、わざわざプロバイダーと何ら関係性のない業者がそのプロバイダーとの契約を進めてくるのかと言いますと、仲介業者はそれに見合ったロイヤリティ(お金)を大元のプロバイダーから貰えるからです。
例えば「1件当たり契約を取れば1万円」などですね。
仲介業者が積極的に顧客を増やす事で大元企業が儲かる為、そのインセンティブとして仲介業者に報酬を与えます。
その仲介業者は無数に存在しており、大元の企業に連携申請することで一定の基準をクリアすれば、どんな業者でも仲介業者となる事は可能です。
なので、仲介業者=大元企業の子会社という訳ではありませんので注意しましょう。
また、プロバイダーは乗り換え時に全額キャッシュバックサービスや、PS4・任天度switchのプレゼントキャンペーンなどを実施している事が多く、本来自分で直接契約を結べばそれが貰えたのに仲介業者を通す事で、それが貰えず損をしたという事はザラにある話です。
そのプレゼントキャンペーンの商品はどこにいくのかと言うと、仲介業者の懐に現金として還元されます。
そんな話を聞いたら仲介業者と契約を結ぶのは、単純に損をしている事と同じという事がお分かりになると思います。
私が実際に詐欺では?と悟った瞬間
では、ここから私が実際に体験した仲介業者が信頼できない、もしくは詐欺業者なのでは?と感じた瞬間をお伝えしたいと思います。
営業担当者が携帯電話に出ない
契約時に担当の方からもらった名刺には、その担当者の番号と会社の番号、ファックス番号が書かれていました。
私が担当者と契約した時に言われたのは、「お問い合わせの時や分からない事があれば私(担当者)の番号に直接かけて下さいね」という事でした。
ところが後日、キャッシュバックについての問い合わせをしたところ、担当者が全く電話に出ないのです。
というか、折り返しの返信も一切ありません。
後日、会社の窓口に問い合わせると電話に出れなかった理由が、まさかの携帯電話の水没(笑)
「いやいや~、本当か~?」と思っていましたが、会社自体には電話が繋がるのでそれで納得しておきました。
言っている事が矛盾している
インターネットの契約時に結んだのが、以前のプロバイダー解約料金を仲介業者が負担するという事です。
つまり、これまで使っていた業者との契約を途中解約した場合、請求される解約料を全て向こうが負担してくれるという契約内容です。
しかし、いつまで経っても解約料が支払われなかったので、一旦大元の会社に問い合わせると、仲介業者が言っていた内容と矛盾している内容でした。
両者の内容はこうです。
この回線に乗り換えると、解約料がキャッシュバックされるのは利用開始から6ヶ月目以降になります。
この6ヶ月が何かというのは、お客さんがキャッシュバックを貰った途端、解約してしまう事を防ぐためです。
なので、最低でも6ヶ月間の利用を確認が取れ次第、キャッシュバック手続きを開始します。
キャッシュバックは基本的に開通から6ヶ月以内の申請が必要です。
その間に支払い方法をコンビニ払いから口座引き落としに変更しなくてはなりません。
その期間中に口座引き落としの登録が取れなければ、残念ですがキャッシュバックの対象とはなりません。
どうでしょう。酷くないですか?
もちろん正しい内容は大元の企業になります。
もう一つ言いますと、当初は「工事費も無料になる」という契約を交わしたにも関わらず、毎月きっちりと工事費が請求されていました。
人に苦労だけさせておきながら、結局以前の回線料金と大差なし。これには仏の心を持つ私でも多少イラっとしました。
また、その間にも何度か仲介業者とは連絡を取りましたが、債権回収業者の弁護士から通知が来ている事を知らせると、仲介業者の担当者が言うには「放っておいても大丈夫です」とのこと。
いやいや、何が大丈夫なのか全くもってわかりません。
お前は大丈夫でもこっちは大丈夫じゃねーよ!と言いそうになりました。
仲介会社の電話番号が別の会社の番号になっていた
衝撃的だったのはコレです!
その日は何度電話を掛けても業者と電話が繋がらず、「またか?」と肩を落としていました。
しかし数日後、再度連絡を試みると今度はうまく電話が繋がりました。
その時のやり取りがコチラです。
私「もしもし」
業者「え~、あ、はい。・・・」
業者「え~、〇〇修理サービス・・〇〇会社です」
業者「・・・・・・・」
私「・・・・はい?」
なんとその仲介業者、電話番号が変わっており、別の会社の番号になっていたのです。
これで連絡手段は全て絶たれました。
その瞬間「あぁ、100%詐欺業者や・・・」と悟りましたよね。
親会社のプロバイダーにクレーム
こうなれば大元企業に直接クレームを入れるしかありません。
だってキャッシュバックも工事費の分も損していますし、電話にでなかったり番号が変わったりする業者ってこの世の中に普通います?
さっそく大元企業にクレームを入れますと、コールスタッフは申し訳なさそうに対応しくれました。
そして、仲介会社の担当者から後日電話を掛けさせる約束をし、その日は和解しました。
言い訳がバイトをサボる高校生と同じ
後日、その仲介業者の担当者から電話がありましたが、こっちは非常に腹が立っていました。
その腹が立っている状況で、仲介業者の担当者が最初に言った一言が「申し訳ありません。車を運転していた時に事故を起こしてしまい、骨折し入院していました」です。
私「は?」
何と言いますか、「それって本当?」と言いたくなるようなしょうもない言い訳すぎて、逆に呆れると言いますか。
詐欺にしては低レベルすぎですし、仮に本当の出来事だとすれば会社辞めちまえと言いたくもなります。
担当者が言うには、直接自宅におわびに行くorラインでやり取りする、のどちらがいいかを聞いてきましたが、普通に考えたら直接謝罪ですよね。
そのことを伝えたんですが、結局、後日LINEでメッセージが届きました(笑)
自宅に直接来いっつてんのに。
結局連絡が滞る
LINEでは振り込みますと言っていましたが、本当の所はどうなのでしょうか。
未だにキャッシュバックが振り込まれる様子はありませんので、恐らく詐欺業者でしょう。
手口としては、大元企業から還元される顧客当てのキャッシュバック料を仲介業者がネコババし、それを繰り返して利益を上げていたのではないかと推測。
まさにクソ業者ですね。
※追記
後日連絡があり、キャッシュバックの料金が無事支払われました。
ただ、額がデカいので
まとめ
仲介業者は最初だけ都合のいいように言いますが、後々それが嘘だった!というケースも多々あります。
私のように労力だけを消耗し最終的に損する事がないよう、このページに訪れた人に1つアドバイスをします。
インターネットの契約は大元のプロバイダーと直接契約しましょう。
自宅訪問に来る業者の言う事は信用してはいけません。特にそれが仲介業者であれば尚更です。
契約するのなら自分で調べ、自分で業者を見つける方が何倍もマシです。
今回の件で色々勉強になりました(笑)やはり大元のプロバイダーの方が安心できますよ。
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