今の時代、コレを持っていない若者は居ないんじゃないか?と思う程、日常生活には欠かせない媒体・機器がスマートフォンですよね。
電話、SNS、メール、ゲーム、銀行振り込み、店舗予約、買い物、ネットサーフィン、動画鑑賞、音楽視聴・・・使用用途を挙げてみると、切りが無いくらい様々な事ができます。
また、スマホ機種は世界的に見ると、Androidがシェアの大半を占めているらしいのですが、日本だとiPhoneの方が人気は上。
そこで有名になりつつある、第2のスマホと呼ばれる媒体がApple Watch(アップルウォッチ)になります。
そもそもApple Watchの目的とは?
Apple WatchはiPhoneでお馴染みのアップル社が開発した製品ですが、その目的は日常動作(iPhoneの動作)をショートカットすること、もしくは健康を促進することになります。
名称にWatchと付いている為、「単なる時計なのでは?」と捉えている人も多いですが、実は時計だけでなく様々な機能がアップルウォッチには備わっています。
要は腕時計ならではのメリットを生かしつつ、日常の作業を効率化することが主なコンセプトだと言えるでしょう。
主な利用者はビジネスマンやスポーツマン、もしくはアップル製品のファン層に多いです。
もしかすると、創業者のスティーブ・ジョブズは「腕時計」という概念を新しいデバイスとして進化させたかったのかもしれませんね。
Apple Watchは本当に必要?
では、一般人にとってApple Watchは本当に必要な存在なのかと言うと、「別になくてもいい」が一番近い答えだと思います。
例えば、スマホや自動車などは故障してしまうと、1日の生活に支障をきたしてしまう可能性が高いですが、Apple Watchの場合は最悪故障しても「今度直せばいいか」と思えるようなものです。
近い存在だと、自動車のワイヤレスキーと似たような感じ。
車のワイヤレスキーは、鍵に付いているボタンを押すと自動でロックのオンオフができますが、最悪故障しても鍵穴に鍵を差しこめばドアの開閉はできますよね。
「ちょっと不便だけど、無くてもどうにかなる」。感覚的にはそんな感じです。
最新のアップルウォッチで出来ること11選
最新の型番であるApple Watch Series4 GPSモデルでは、従来のアップルウォッチに比べ様々な便利機能が備わっています。
また、調べてみると意外と多機能だったので、それらを一挙紹介していきたいと思います。
基本的には時計として機能
名前にウォッチと付くからには、もちろん腕時計として機能します。
その時計画面は自分の好みに合わせてカスタマイズすることが可能。
こんな感じで画面をアレンジできます。
また、Apple Watchにもアラーム機能は付いていて、バイブレーションが腕を伝い時刻を通知してくれます。
特に、電車に乗る時は仮眠を取る機会も多いと思いますが、Apple Watchを使う事で周囲に迷惑を掛けず起きる事ができます。
運転中に電話ができる
運転中のスマホ使用は法律で規制されている為、うかつに触る行為は危険です。
しかし、アップルウォッチのような腕時計タイプのデバイスであれば、運転中でもワンタッチで着信に応答する事ができますし、尚且つ、法律で禁じられている「画像表示用の機器を(2秒以上)注視してはいけない」の部分をクリアできるので、違反防止にもなります。
内蔵マイクに向かって話すと内蔵スピーカーから相手の声が聞こえますし、本体を手で持つ必要もありません。
勿論、運転時以外にも使う事ができるのでとても便利です。
LINEやTwitterの通知・返信も可能
車の運転中にSNSを使うのはちょっと危険ですが、バイト中や仕事中はどうでしょう。
基本的に仕事中はスマホ操作を禁止されていると思いますが、アップルウォッチを装着していると見た目は単なる腕時計なので、ちょっとした連絡くらいなら簡単に取る事が可能です。
iPhoneカメラの映像をWatch画面に投影
アップルウォッチにはiPhoneカメラの映像を映し出す機能がありますが、これが結構便利です。
例えば、自撮り写真を撮る時にiPhoneカメラを自分側に向け、手元のApple Watchで角度を確認することができます。
イメージ的にはiPhoneで撮影角度を定め、手元のアップルウォッチのボタンを押してシャッターを切る感じ。
すると、アップルウォッチに映った画像がiPhoneにデータとして保存されます。
また、この機能は動画配信を行なう際にも活用できますし、ライトが3色使えるので地味に役立ちます。
防水機能が備わっている為、泳ぐことが可能
アップルウォッチはSeries2以降、水深50mまで潜水できる防水機能が備わっています。
つまり、普通に泳いだり濡れたりする分には問題なし!ということ。
最初にコントロールセンターの「防水ロック」を押すと、水がタッチパネルに触れても誤認しないように設定できます。
泳いだ後に「防水ロック」を解除すると、アップルウォッチから音が鳴り、中に入った少量の水分を追い出してくれるのでとても便利。
ただ、お風呂やシャワーなど、界面活性剤(石鹸水やシャンプーなど)を使用する入浴は極力避けた方が良いかもしれません。
また、ウォータースキーや、スキューバダイビングなど高水圧には向かないようなので、その時は必ず外しておきましょう。
自宅の鍵をロックor開閉できる
コレってめっちゃ凄いことだと思うのですが、自宅の玄関や部屋のドアなど、好きな場所の鍵をアップルウォッチで開閉する事ができるんです。
さらに、機能を拡張すると、外出先からでも家の鍵を開ける事が可能。
例えばあなたが会社にいて、家族が誰もカギを持っていない場合でも、Apple Watch(もしくはスマホ操作)だけで家の鍵を開ける事ができます。
- 誰も居ない時間に急に親が来たので、鍵を開けてやりたい
- 彼女が予定よりも早く到着したので、先に部屋に入れたい
- 遊びに来た親戚が帰る時、自分はお出かけ中だけどロックを掛けたい
- インターホンが鳴った時、わざわざカギを開けに行くのが面倒臭い
このようなシチュエーションの時でも、アップルウォッチのアプリを使えば慌てる事無く鍵の施錠や解除が行えます。
それにはアップルウォッチ単体では不可能なのですが、「スマートロック機器」と併用する事で使うことができます。
▼スマートロック機器
▼セサミ「スマートロック」の簡単な取扱い説明
設置:カギの取っ手に被せて設置。工事は不要。
使い方:パスワードを入力後、スマホアプリで鍵を開閉。
ノック機能:オンにすると、スマホを3回ノックで鍵を開ける事ができます。
電池寿命:約500日。電池が少なくなると、アプリでスマホに通知が来るので安心。
開閉状況:履歴も含めてアプリで確認できます。
上記のタイプはスマホだけでも使う事ができますが、アップルウォッチがあれば鍵の開閉がワンタッチで楽チンになります。
将来的には鍵を持たなくても、スマホだけでドアを開閉する時代が来るかもしれないですね。
iPhoneが見つからない時に場所を特定できる
家の中や車の中でスマートフォンが迷子になる時ってあるじゃないですか?
その時、手元に誰かの携帯電話があれば電話を掛けて場所を特定する事ができますが、自分のスマホ以外に電話を掛ける手段が無い場合は結構しんどいですよね。
そういった場合にアップルウォッチがあると、アラーム音の大小でiPhoneを探すことができます。
要はアップルウォッチが、金属探知機みたいな役割をしてくれるってことです。
買い物をスマートに決済
Apple Watch最大の魅力とも言われているのが、Apple Pay経由による決済です。
これがあればコンビニやスーパーに行った時など、左手に巻いたアップルウォッチをリーダーにかざすだけで支払いが完了します。
Apple Payは以下の手順で簡単に使えます。
ジョギングや運動をしている人であれば、汗をかいて喉が渇くこともありますよね。
そんな時、目の前にコンビニや自販機があれば飲み物を買いたくなると思います。
しかし、「財布やスマホを持って来ていない!」「でも飲み物は買いたい!」という場面に直面した際、アップルウォッチを持っているとスマートに決済ができるんです。
また、従来であればSuicaの残高が少なくなると、現金でチャージしていたと思いますが、アップルウォッチがあれば単体でチャージが可能。
つまり、Suicaが残高不足になっても焦ることなく、クレジットカード経由でチャージが出来ると言うことです。
地図アプリでナビゲートしてくれる
最近の自動車には標準装備でカーナビが付いている事が多いですが、自転車やバイクだとナビの設置は難しいですよね。
しかし、そのような厳しい場面でもアップルウォッチは活躍します。
具体的にどのように活躍するのかと言いますと、アップルウォッチ本体の地図アプリで目的地を設定すると、バイブ機能によって曲がるタイミングを教えてくれるんです。
ちなみに本体画面には目的地までの距離と時間、そして次に曲がるタイミングが表示されています。
なので、フルフェイスのヘルメットを被っていて音声案内が聞こえない状況でも、バイブの振動によって目的地まできちんと辿り着くことができるんです。
音楽を再生できる
ランニング・ジョギングをする人であれば、音楽プレイヤーを使っている人も多いと思いますが、雨が降ったり汗を大量に掻いたりしてしまうと、どうしても音楽プレイヤーは劣化してしまいます。
しかし、アップルウォッチの場合は防水機能の効果で劣化を防ぐ事ができますし、画面に楽曲名が表示されるので、好きな音楽を目で見てピンポイントで選ぶことができます。
- AirPodsを使い、音楽を聴きながらジョギングする
- iPhoneを車のオーディオに接続し、AppleWatchで曲を選択する
ダイアルをカチカチっと回す、もしくは画面のタッチで今の気分にあった曲を選択できます。
また、腕に巻かれているため煩わしさもほとんどなく、快適な運動ライフを送る事が出来ると思います。
今人気のAirPods(エアーポッズ)とセットで持っておけば、最強のコンビネーションですね(^-^)
ハンズフリー且つワイヤレスなので、従来のイヤホンよりも非常に便利。
イヤホン自体にセンサーが付いているので、耳に装着するだけで自動的にペアリングが始まります。
▼AirPods(ハンズフリーイヤホン)
心拍数に異常があると通知してくれる
健康な人にとっては縁がない機能かもしれませんが、万が一、自身の身体に異常が発生しているケースも無いとは言い切れません。
しかし、Apple Watchを腕に巻いている間は、ヘルスケアアプリがあなたの健康状態を常時見張ってくれるので、何か異常があればすぐに発見する事ができます。
他にもヘルスケアアプリでは、万歩計や消費カロリー、その他の健康管理が行えます。
運動をしていない日だと、アップルウォッチから「運動が不足しています。少し歩きましょう」「座りっぱなしは血の巡りが悪くなります。5分立ちましょう」などのアドバイスが貰えるので、健康志向を高める事にも繋がります。
アップルウォッチのおすすめモデルは?
現在の最新モデルは「Apple Watch Series4 GPSモデル」、「Apple Watch Series4 GPS+Cellularモデル」の2つになります。
▼両モデルの違い
GPSモデル・・・近くにiPhoneが無いと通話ができない
GPS+セルラーモデル・・・近くにiPhoneが無くても通話が可能
2つの違いはこのくらいなので、購入するなら基本的にはGPSモデルで充分です。
なぜなら、スマホって大概自分の近くに置いてあるので、セルラーモデルじゃなくても困らないから。
また、セルラーモデルは大手キャリアじゃないと使えませんし、価格が高めです。(格安SIMのMVNOに対応していない為)
さらに、セルラーモデルは携帯ショップと月額契約(約500円)が必要なので、毎月お金も掛かってしまいます。
なので、買うなら追加料金の掛からないGPSモデルがおすすめ。
▼Apple Watch Series 4 GPSモデル
▼Apple Watch Series 4 GPS+セルラーモデル
ちなみに、アップルウォッチのベルトの種類は、好みに合わせてカスタマイズすることができますよ。
自分に合った好みのタイプを身に付けてみて下さい(^o^)/
▼Apple Watchのレビュー記事はこちら