携帯電話の契約時には、大手キャリアでスマホ契約をしている方が大半だと思いますが、世の中には格安SIM(格安スマホ)と呼ばれているものがあることを知っていますか?
格安SIMって聞くと、「とりあえず安い!」ってことは何となくイメージできますが、それ以外はさっぱりという方が大半だと思います。
中には「格安SIMに乗り換えたい!」と検討している方もいらっしゃると思いますが、「ぶっちゃけ、スマホ乗り換えはどこがいいの??」と悩む人が多いんですよね。
そこで、このページでは以下のことをお伝えしていきます。
- 料金面で一番安い通信会社
- 速度面で一番早い携帯会社
- 総合的に一番人気のある格安SIM回線業者
底値や高速通信、コスパ面などを比較しながら一番おすすめの通信会社を見ていきます。
コンテンツの内容
大手キャリアのスマホ料金は高い!
最初に言っておくと、大手キャリア(au、docomo、softbank)の通信料金はめちゃくちゃ高いです。
ほとんどの方は平均すると、月額7,000円~1万円くらいの料金が掛かっていますよね。
しかし、格安SIMの場合は高くても、毎月の支払いを5,000円以内に抑えることができます。
って考えると、大手キャリアでスマホを契約している人は、格安SIMの2倍くらいのお金を支払っている事になるんですよね。
さらに、経済協力開発機構(OECD)の加盟国調査によると、日本の携帯電話料金は海外のスマホ料金の2倍であることが判明。
これを聞くと、誰もが「詐欺やん!!!」と感じるはず。
そこで日本のお偉いさんたちは「こりゃあかんわ・・・」という事で、総務省がスマホの料金プラン見直しを義務化したんです。
その時に誕生したのが、格安SIMという新しいサービスになります。
ちなみに、これらの格安SIMは大手キャリアの回線を借りている場合も多いので、電波が全く入らないという心配はほとんど要りません。
格安SIMに乗り換えた方がいい理由
先程もお伝えしましたが、格安SIMに乗り換える一番のメリットは、通信料金が安くなることです。
これまでは大手キャリアで契約する事を余儀なくされ、最初の頃は仕方なくお金を払っていたと思います。
ですが、よくよく考えてみて下さい。
現在では毎月1万円の支払いが当たり前になっていますが、一番最初に携帯電話を契約した時って「え、携帯の料金ってこんなに高いの!?」って思いませんでした?
もともと、あの感覚が普通。それが正解なんですよ。
今頃、日本に住みはじめた外国人もびっくりしていると思いますよ。
単純に毎月の料金が安くなれば、それだけ自分が自由に使えるお金も増えるので、貯金するも良し、趣味に使うのも良し。
生活費の負担を下げてくれることは間違いないでしょう。
お金の余裕は心の余裕です。また、格安SIMの契約はインターネット申し込みがお得。
キャッシュバックキャンペーンを実施している業者は多いので、かしこく吟味していきましょう。
ちなみに、本人確認の取れる身分証明書の写真を送るだけで契約を交わす事ができるので、わざわざお店に出向く必要もありません。
自宅に郵送されてくるため、忙しい人には嬉しいポイントだと思います。
👑【料金面】格安モバイル回線会社おすすめランキング2019
「とにかく安い業者がいい!」「料金を安くする方法が知りたい!」という方は以下のランキングを参考にしましょう。
生活費や出費をとことん抑えたい方は必見です。
また、このランキングは業者最安値ではなく、現実的に契約者数の多い6~9GBプランでの比較を行なっていきます。
1位:b-mobile
料金をとことん抑えたい方にオススメなのがb-mobileです。
b-mobileには、データ通信量6GBプランが用意されており、料金が1,790円~と非常に安くなっています。
他の業者と違い、料金が安くなる理由は端末セットが付いていない事が挙げられます。
つまりは、すでにスマホを所有している人に向けた回線だということになりますね。
以前のスマホを使い回してもいいよって方は、料金を安く抑えることができます。
また、通信量をとことん減らしたい方は1GBプランが990円~となっているため非常に安い。
ただ、かけ放題プランなどは無いので、電話代はその都度発生します。
- 自分から電話をあまり掛けない
- 音楽・動画などをほとんど見ない
- 自宅にWi-Fiが完備されている
- スマホはほとんど使っていない
こういった人の場合だと、料金の安い業者はピッタリだと思いますよ。
2位:U-mobile
U-mobileは動画配信サービス「ユーネクスト」が運営する回線です。
こちらはデータ通信量5GBプランが 1,980円。25GBプランが2,880円となっています。
U-mobileのいいところは低価格なプランもそうですが、データ通信量がたっぷりの25GBにも関わらず、価格の上昇幅が狭いというところです。
普通の業者の場合、25GBプランだと軽く5,000円は超えますよ。
ただ、こちらも端末セットが無い為、自分でスマホを用意する必要があります。
- 料金は抑えつつも、データ容量は増やしたい
- 普段自分からは電話を掛けない
- 大手キャリアの21GBプランでは満足できていない
また、公式サイトにジャンプすると、料金のシミュレーションができます。
▼シミュレーションページに行く方法
赤いボタンの「今すぐ申し込む」をクリック
↓ ↓
メニューから「初めての方へ」を選択
↓ ↓
その中から「簡単料金診断」をクリック
>>U-mobile公式サイトはこちら
3位:LINEモバイル
LINEモバイルは上記2社と違い、「端末セット」「SIMのみ」のどちらでも選択可能です。
また、LINEモバイルはその人に合ったプランを細かく設定できるのがいいところ。
7GBプランが2,300円~となっていますが、こちらはSIMのみ+通話をしない人向けの料金になります。
通話をしたい場合は+580円を加えた2,880円が最安値です。
さらにカスタマイズしたい人は以下のようなことができます。
- +880円で10分以内の国内通話が何度でも無料
- LINEフリー:LINEアプリ内の通話・トークがデータ消費0にできるプラン(月間データ容量1GB 500円~)
- コミュニケーションフリープラン:SNS(Twitter、Facebook、Instagram、LINE)のデータ使用量が0
こちらも料金シミュレーションができるので、気になる方は是非試してみましょう。
シミュレーション方法は、公式サイトから「料金診断をする」の1クリックだけなので簡単です。
「端末セット」と「SIMのみ」の比較
以下を読み進める前に、これだけは覚えておきましょう。
💡「端末セット」と「SIMのみ」の違い
端末セット・・・スマホ本体+回線契約
SIMのみ・・・回線契約だけ(以前のスマホを使い回したい人はこっち)
※SIMとはSIMカードの事を意味し、厳密にはスマホに挿入されている小さいチップのことを表します。
▼業者別料金一覧表(端末セット)
格安SIM会社名 | 月額料金 | 月間データ容量&プラン |
|
2,138円~
3,218円~ 5,378円~ ★1,480円~ |
3GB(国内通話5分以内かけ放題)
9GB(国内通話5分以内かけ放題) 21GB(国内通話5分以内かけ放題) 3GBプラン+諸々条件込み |
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2,138円~
3,218円 5,378円~ ★1,080円~ |
3GB(国内通話10分以内かけ放題)
9GB(国内通話10分以内かけ放題) 21GB(国内通話10分以内かけ放題) 3GBプラン+諸々条件込み |
|
📶1,630円~
📶2,160円~ 📶2,820円~ 📶3,160円~ ★300円~ |
3GB(+880円で10分以内かけ放題)
5GB(+880円で10分以内かけ放題) 7GB(+880円で10分以内かけ放題) 10GB(+880円で10分以内かけ放題) 3GBプラン+諸々条件込み |
📱1,580円~
📱1,980円~ 📱2,880円~ |
3GB(電話代は使用に応じて別途発生)
5GB(電話代は使用に応じて別途発生) 25GB(電話代は使用に応じて別途発生) |
|
|
📱1,480円~
📱2,480円~ 📱4,480円~ 📱5,480円~ ★980円~ |
2GB(国内通話10分以内かけ放題)
6GB(国内通話10分以内かけ放題) 14GB(国内通話10分以内かけ放題) 24GB(国内通話10分以内かけ放題) 2GBプラン+諸々条件込み |
b-mobile | SIMのみ | 端末セットプランなし |
★=料金を一番安くした場合(底値)
📶=データ通信のみ(+580円で音声通話が可能)
📱=初月に本体価格(約6,000円~1万円)の一括払いが必要
▼業者別料金一覧表(SIMのみ)
格安SIM会社名 | 月額料金 | 月間データ容量&プラン |
|
2,138円~
3,218円~ 5,378円~ |
3GB(国内通話5分かけ放題)
9GB(国内通話5分かけ放題) 21GB(国内通話5分かけ放題) |
|
1,760円~
2,570円~ 4,730円~ |
3GB(国内通話10分かけ放題)
9GB(国内通話10分かけ放題) 21GB(国内通話10分かけ放題) |
|
📶1,110円~
📶1,640円~ 📶2,300円~ 📶2,640円~ |
3GB(+880円で10分電話かけ放題)
5GB(+880円で10分電話かけ放題) 7GB(+880円で10分電話かけ放題) 10GB(+880円で10分電話かけ放題) |
|
1,580円~
1,980円~ 2,880円~ |
3GB(電話代は使用に応じて別途発生)
5GB(電話代は使用に応じて別途発生) 25GB(電話代は使用に応じて別途発生) |
|
1,480円~
2,480円~ 4,480円~ 5,480円~ |
2GB(国内通話10分かけ放題)
6GB(国内通話10分かけ放題) 14GB(国内通話10分かけ放題) 24GB(国内通話10分かけ放題) |
|
1,290円~
1,790円~ 2,590円~ 3,590円~ ★990円~ |
3GB(電話代は使用に応じて別途発生)
6GB(電話代は使用に応じて別途発生) 10GB(電話代は使用に応じて別途発生) 15GB(電話代は使用に応じて別途発生) 1GBプラン |
👑【速度面】格安モバイル回線会社おすすめランキング2019
「なんだかんだ料金が安くても、通信速度が遅ければ意味がない!」「ストレスなくスマホを使いたい!」という方はこちらのランキングが一番参考になると思います。
動画視聴や画像ファイルの送受信など、パケット通信料が多い人は要チェックです。
1位: Y!mobile(ワイモバイル)
CM中のセリフである「わーいもばいる♪タダタダタダタダ♪」でおなじみのワイモバイルですが、格安SIM業者の中では唯一MVNOに該当しない業者になります。
MVNOとは自社で回線網を持たず、大手キャリアから回線を借りている業者のことを指します。
その点Y!mobileは、全国各地に約4,000店舗を展開していることもあり、回線のインフラがしっかりとしています。
なので、回線が安定しつつ、尚且つ高速通信が実現しているんです。
また、回線の下りは平均すると9Mbps以上。
これはパソコンでも十分なパフォーマンスを発揮できるスピードになります。
ストレスなく、いつでも高速通信を楽しみたい方はY!mobile一択ですね。
▼料金シミュレーションの方法
公式サイトメニューから「iPhone」もしくは「スマートフォン」をクリック
↓ ↓
すると複数のスマートフォン機種が出てくるので、好きな端末機種を選択
↓ ↓
すると、その機種料金に応じた端末セットのシミュレーションができます
2位:UQ mobile(ユーキューモバイル)
ワイモバイルに引き続き、優秀な格安SIM業者がUQ mobile(ユーキューモバイル)になります。
どちらも素晴らしい回線業者ですが、ワイモバイルが2019年に入ってから高速化したのに対し、UQ mobileは2019年以前から速度はずーっと安定しています。
これからも安心して回線速度の安定化が見込めますし、夕方6時頃の回線速度に限って言えば、全業者の中でUQ mobileが一番早いです。
もちろんそれ以外の時間帯も、ストレスなくインターネットを楽しむ事ができます。
まあ、回線速度で決めたいのなら、この2社以外の契約はありえませんね。
ちなみに料金シミュレーションの方法は、公式サイトから「端末セット・SIMのみを申し込む」をクリックすると、自分に合った料金プランを見る事ができます。
業者別回線速度の比較
▼業者別回線速度一覧表
格安SIM会社名 | 通信速度(下り・受信) | 時間帯別安定度 |
UQ mobile | 平均6~9Mbps(最大225Mbps) | どの時間帯も安定的に高速 |
Y!mobile | 平均8~9Mbps(最大612Mbps) | どの時間帯も安定的に高速 |
LINEモバイル | 平均2~10Mbps(最大375Mbps) | 夜21時前後の時間帯は遅い |
U-mobile | 平均3~4Mbps(最大225Mbps) | どの時間帯も安定的に普通 |
楽天モバイル | 平均0.4~25Mbps(最大265Mbps) | 昼12時前後の時間帯は遅い |
b-mobile | 平均2~3Mbps(最大100Mbps) | どの時間帯も安定的に普通 |
通信速度は数値(Mbps)が高ければ高い程、高速であることを意味しています。
個人的な感覚ですが、回線速度は3Mbps以上あればストレスなく動画を楽しむことが可能です。
👑【総合面】格安モバイル携帯会社おすすめランキング2019
さてさて、そろそろ疲れてきた頃ですか?笑
ですが、ココからが一番大切なポイントですよ。
考えるところは色々あると思いますが、最終的にはどの業者が一番おすすめなのか気になりますよね。
ここでは総合的に人気が高く、私個人もおすすめできる格安SIMの通信業者を紹介していきます。
また、情報が多すぎて色々混乱すると思いますが、迷っている方は総合評価1位の業者と契約しておけば間違いないです。
1位: Y!mobile(ワイモバイル)
何と言っても総合評価1位はY!mobile。
私自身もこの記事を執筆する過程でようやく気が付きました。「なぜ俺は、未だにauスマホを使っているのか」と言うことに!
そうなんです。私は中学生の時から筋金入りのauユーザー。
ヘビーもいいところです。ですが今なら分かります。
「回線速度が速く、料金も安いY!mobileに乗り換えるべきだ」ということに。
正直、デメリットはauウォレットが使えなくなるだけなので、ダメージはほぼ0です。
それだけで料金が毎月6,000円くらい安くなるって考えたらバカみたいですよね。
家にいればWi-Fiがあるし、外では動画を見ないし、何ならギガ数も20GB以上余ってるし!という感じですね。
今までは大手キャリアが正義だと思っていましたが、明日にでもY!mobileと契約してきます(;一_一)
2位:UQ mobile(ユーキューモバイル)
栄えある総合評価2位は、もちろんUQ mobileです。MVNOの中ではやはりUQ mobileが強し。
こちらも回線速度、料金、信頼性の観点から優秀な業者だと判断しました。
先程は、2019年からワイモバイルの回線速度が上がったと言いましたが、その理由は大手キャリアであるソフトバンクの通信障害事件が大きく関係しています。
実はワイモバイル自体、ソフトバンクのサブブランドに該当しているんですよ。
なので、通信障害による大幅な解約者数が影響し、通信速度が上がったのだと言われています。
つまり、今後はソフトバンクの利用者が戻ってくることで、Y!mobileは通信速度が低下する恐れがあるということ。
あくまで可能性ですよ?
それを考慮すると、UQ mobileの方が無難なのかな~と思います。
まあ、無難といっても優秀な回線であることには変わりませんがね。
そういった心配を抱く人であれば、UQ mobileの方が色々と便利かもしれません。
3位:LINEモバイル
夜21時前後は通信速度が低下してしまいますが、他の業者と差別化できているという意味でLINEモバイルはおすすめです。
その差別化というのが、主にSNS関連の無制限通信。
普通の業者だと速度制限に掛かった場合、ものすごく遅いスピードになってしまいますが、LINEモバイルは速度制限に掛かってもSNSだけは関係なく使えるところがマジで凄い。
Wi-FiなしでもLINE電話ができるんですよ!?
これだけの事にどれだけ多くの人がWi-Fiスポットを探したことか(笑)
そういった面白みがあると、特に若者には人気が出ますよね。
また、公式サイトでは料金シミュレーションの方法も面白い。
LINEの会話風にシミュレートできるので、気になる方はチェックしてみて下さい。
まとめ
大手キャリアでの契約も決して悪いものではありませんが、やはり海外と比べてみると日本のスマホ料金は高いです。
それを私たちは当たり前のように支払っていますが、総務省のお偉いさん方も最近になってようやくそれを理解したようです。
10年後には「え~!10年前の人ってスマホに毎月7,000円も払っていたの~!?」と言われる日がくるかもしれないですね。
そうならない為にも、一刻も早く現状を変えていきましょう。