仕事・バイトの体験記

個人経営のコンビニはキツイ?高校生アルバイトがヤバイと感じた7つの経験

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高校生がアルバイトを始める時、様々な条件や環境から勤務先を選択していくと思いますが、今回は個人経営のお店について少し触れていきたいと思います。

私は高校生の頃、1発目に勤めたアルバイト先がホテルでした。

しかし、色々あって人生2回目のアルバイト先はコンビニエンス・ストア(LAWSON)に勤める事に。

 

▼人生初のバイト体験談はこちら。

 

しかし、これからコンビニでバイトを考えている人に向けて、個人経営者・個人オーナーが運営するコンビニの場合、働く事を辞めた方がいいと思う7つの注意点を紹介したいと思います。

 

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仕事内容は楽orキツイ?

 

コンビニと言えば、誰にでも働く事ができそうなイメージがあるのではないでしょうか。

  • レジ打ち
  • 品出し
  • 接客
  • 掃除

 

ぱっと思い浮かべると、これらが業務の主軸になりそうな感じですよね。

特に深夜のアルバイトなんて、長髪、染髪、パーマ、ピアス、不愛想、外国人・・・「って、なんでもアリかよ!」とツッコみたくなる事もあるかと思います。

そんな人でもできるのなら、誰でもできる簡単な仕事に見えますよね。

実際にその通りで業務内容は特に難しい事も無く、接客に抵抗のない人であればほとんどの人がコンビニの業務をこなせるでしょう。

まぁ、そのコンビニの条件にもよりますが。

  1. 立地
  2. 勤務時間帯
  3. 経営者

主にこの3つの条件によって、そのコンビニで働く事が楽なのかキツイのかを分断させます。

1つ目の立地は、人通りが多ければ多い程お店が繁盛して儲かりますが、その分従業員は接客や商品の補充業務が忙しくなり非常に疲れます。

働く事に生きがいを感じる人、自分の接客スキルを磨きたい人は、そのような店舗に向いていると言えます。

次に2つ目の勤務時間帯は、100%深夜勤務の方が楽です!

 

深夜勤のメリット
  • 夜間は来店客が少ないので、接客回数が最小限で済む
  • 自分のペースで仕事が出来る
  • 電話対応が少ない
  • ファーストフードコーナーの補充を気にする必要が少ない(もしくは要らない)
  • 22時以降は深夜割増賃金(時給×1.25倍以上)になるため給料が高い

 

朝や昼勤務だとラッシュの時間帯に食料を買う人で溢れますが、深夜勤だとほとんどの人が寝ている時間なのでコンビニに来る客数は少ないです。

その為、客の動きをそこまで気にする事なく自分のペースで仕事を進める事が出来ます。

深夜の給料が高いのは「仕事が大変だから」ではなく、「その時間帯に仕事をするのが嫌だから」と考えるが多いからなのです。

 

なので生活リズムを気にしない人であれば、深夜勤は昼間に比べて楽だし給料は高いしおいしい事だらけ。

そして3つ目の条件が経営者。

経営者も人間なので、厳しい人もいれば優しい人もいます。

こればっかりはその店舗に勤めてみないと分かりません。

その経営者には2種類のタイプが居て、フランチャイズから派遣された通称「雇われ店長」なのか、個人事業主として独立した「個人オーナー」なのかによっても変わります。

 

フランチャイズ(FC)店舗と個人経営店舗

 

私が高校生の頃アルバイトをしたのが、2つ目の個人経営店舗でした。

しかし、ほとんどのコンビニではフランチャイズ型の店舗を採用しています。

両者の違いを見やすいように表を作ってみました。

 

項目 フランチャイズ店舗 個人経営店舗
店長の給料 利益に関係なく月給制・固定給 利益に左右される
弁当などの廃棄 FC本社が負担 オーナーが負担
加盟店手数料 なし あり
取扱商品の仕入れ 本部が取扱商品を指定する オーナーが発注を考える
最高責任者 FC本社 オーナー

 

このように個人経営だと、全ての行動がオーナーにのしかかります。

儲かるのも自由。潰れるのも自由。ただ、利益が出たらロイヤリティーの何パーセントかをFC本部に収めてね。といった感じです。

私がアルバイトをしていた店舗は夫婦2人でコンビニ経営をしており、高校生の頃の自分から見ると当時の夫婦はギラギラしていました。

旦那さんがオーナーで、奥さんが店長というポジションです。

 

よくお金の余裕は心の余裕と言いますが、当時そのコンビニの業績が良くなかったんでしょうね。

私の目に映る夫婦2人は、常に利益の事しか考えていないように見え、かね、カネ、金!まさに金の亡者!

・・・と少し大げさに言いましたが、そのような人ってお金が絡むと嫌味っぽい言葉や大人気ない言葉を発したりするものなんですよ。

 

なので個人オーナーが所有するコンビニで働くのなら、必ず儲かっている店舗で働きましょう。

その方がキツく当たられる可能性はグッと減ります。

 

個人経営コンビニがやばいと感じた7つの実体験

 

ここからは個人的に「この店やべぇ!」と感じた7つの体験談を紹介していきたいと思います。

廃棄は持ち帰りNG(半額で買い取りならOK)

 

多くのコンビニはフランチャイズ型店舗(FC店舗)なので、廃棄が余ると捨てずに従業員(クルー)に持ち帰らせる店舗が多いです。

 

廃棄の種類
  • おにぎり・弁当
  • サンドイッチ・バーガー
  • パン
  • スイーツ・デザート
  • ファーストフード
  • 肉まん、あんまん類

 

基本的に賞味期限が設定されているものは、期限が切れると全て廃棄となります。

つまり廃棄になった食品は全てゴミ箱行き。

本社からすれば食の安全に少しでも危険性があるものは、捨てるべきという見解らしい。

 

しかし、大抵のコンビニでは「捨ててしまうのは少し勿体ない」と感じる人が多く、自己責任で持ち帰る人が多いです。

店長自身もそれを許可しているか、黙認しているパターンがほとんど。暗黙の了解ってヤツです。

しかし、私が働いていた個人経営ローソンの店長は、廃棄を持ち帰る事を許可していませんでした。

ここまでなら「あぁ、厳しめの店舗なんだな」で終わります。

 

ただ普通と異なるのが、

・廃棄を無料で持ち帰ってはいけない

・持ち帰るなら半額の料金を支払うこと。

 

少しケチくさいと言えばそうですが、お店の経営に関わるのなら仕方ない。

ですが当時の私は周囲のコンビニの廃棄事情も知っていたので、「なんでこの店だけダメなの?」と感じていました。

 

商品を破損させた場合、自腹で買い取り

 

これは店舗によって賠償させるのは普通なのかな?

私のいた店舗では、例えば定番のカップに入ったコーヒー。

あれって3段くらい積み上げたりするので、バランスが崩れて倒れやすいんです。

 

1度だけそのコーヒーを補充する際に、誤って落とし凹ませたことがあります。

はい、もちろん買い取りですw

それだけなら自分のミスが原因なので良いんですが、一番理不尽だと思ったのがウォークインでの出来事です。

 

ウォークインとは、ジュースなどの陳列している冷蔵庫があるじゃないですか?あれの裏側です。

そこが冷蔵倉庫になっていて、気温は常にキンキン。

その中で在庫を補充していたのですが、1つだけ凹んでいる缶コーヒーを発見。

 

画像はネットから拝借したものですが、こんなイメージです。

それを在庫補充後に店長へ報告すると、なぜか自腹の買取処分に。

誰が落としたのか分からないモノは、発見者が買い取るルールなんだとか。

「そうか💡それなら納得だ( *´艸`)」ってならんわw理不尽。

 

売り上げノルマが課せられる

 

 

毎年恵方巻やクリスマスのシーズンになると、1人当たりにノルマが課せられました。

確か私の記憶ではパートが20件、バイトが10件だったと思います。

それをクリアする為に約1ヶ月間、従業員はお客さんに営業を掛けます。

 

買い物をしに来た仲の良いお客さんに「恵方巻どうですかー、クリスマスケーキ美味しいですよー」などと言って勧誘するのが基本。

クリスマスケーキに関しては1個2500円くらいします。高い。

私はその時、特に仲の良いお客さんが居なかったので、店長とオーナーからは「まずは身内に売れ!家族になら売れるだろう」と言われたので、さっそく家族に買ってもらいました。

 

お店に貢献したけど家族には迷惑だったかなー。

因みに買ったケーキは2つ。それでもノルマ10件には達しなかったので、後日叱られました。

これが精一杯やぁ・・・

購入したスノーボンブは美味しかったです。

 

勤務時間・給料の改ざん

 

一番衝撃を受けたのがコレ!

コンビニの場合、出勤したらまずは自分専用のバーコードをパソコンに読み込ませ、タイムカードを押します。

企業や普通の会社だと、1時間や30分ごとに時間管理がされていますが、そのコンビニのタイムカードは15分ごとに管理されていました。

 

そして事務所のPCでは、自分が今月どのくらい働いたのかを細かく見る事ができます。

ある日そのパソコンで自分の出勤データを確認してみると、なんと私の出勤時間が修正されて短くなっている!?

分かり易く言うと、16:45前に出勤してタイムカードを押したのに、パソコン上では17:00からの出勤扱い。

初めは間違いか自分の勘違いだと思っていましたが、そのような事が何度かあったので思い切ってオーナーに聞いてみる事にしました。

すると衝撃の言葉が。

 

「頑張っている人には時間分より多く給料を付けるし、そうでない人は出勤時間を本来よりもカットする」

この言葉を聞いた時は相当ショックでした。

また、同い年の子がスーパー仕事できるヤツだったので、自分と比較してみるとオーナーに言い返せる言葉なんて何も出てきませんでした。

 

コンビニの休憩時間は休めない

 

仕事の休憩って言うと、自由に休める時間の事を言うじゃないですか?

しかし、コンビニの休憩時間は休憩と称していますが、半分は労働時間です。

なぜなら、コンビニのクルーは基本2~3人で業務を回しており、3人の場合はいいですが、2人しか居ない時に1人が休憩に行くと、お店を実質1人で見ている事になります。

 

そんな時に店内が込み合うと、1人で接客対応する事に。

出来ない事はないんですが、お客さんによってはイラつく人もいるので、できるだけレジに人を並ばせないようにしているんです。コンビニって。

そうなると、呼ばれますよね。休憩時間に関係なく。

 

レジの下には緊急応援ボタンが設置されていて、それを押すと事務所にヘルプ要請の合図が送られます。

皆さんも買い物する時レジに長蛇の列ができると「こちらのレジへどうぞ~」と店員に言われた経験はないですか?

その店員の服をよく見てみて下さい。

 

引用:マイナビバイト

 

こんな服装ではなく私服で接客している場合、その人はもれなく休憩中の人です。

これはフランチャイズ型店舗でも個人経営店舗でも関係なく、休憩中に呼ばれます。

 

退勤後のボランティアは当たり前

 

今はコンプライアンスがああだこうだと騒がれているので分かりませんが、私が高校生の頃はタイムカードを切った退勤後も奉仕するバイト生がいました。

それが先程言った同い年の子。その子がバイト終わりにも関わらず、毎日1時間くらい無料奉仕していたんです。

暇人でも普通はそこまでは出来ませんよね。

 

そんな姿をオーナー夫婦は評価していて、それが当たり前の事だと言わんばかり。

私は退勤時間になると一目散に帰宅していたので、店長からはお前も見習えと怒られたことがあります。

その日は私も30分くらい無料奉仕して帰りました。

 

休日の全体ミーティング

 

お店の方向性を皆で共有するという意味では、ミーティングは大切なものだと思います。

しかし、それで給料が付くならいいのですが、休日に1時間さらには何の手当もなしで皆を集めるのはどうかと思います。

せめて差し入れとかがあれば、気持ち的に分かりますが。

ミーティングをするのなら手当をつけるか、役職のある人達だけで集まるべきです。

だって、後日その内容をバイトに伝えればいいじゃないですか。

 

と言ってもまぁ、これはまだ妥協できる内容の話でした。

ですがどうしても納得できなかったのが年末のミーティングです。

その日はいつものミーティングとは違い、お店にある裏口倉庫の整理や掃除をするという事。

倉庫の中には色んなものが敷き詰められていてごちゃごちゃ。

  • キャラクターが描かれたクリアファイル
  • オリジナル銘柄のライター
  • オリジナル銘柄のポケット灰皿
  • キャラクターデザインのお皿

 

特にシールを集めてもらえる系のグッズが沢山ありました。

普通なら欲しいと思うモノが沢山ありましたが、ずっと倉庫の中に放置されていたので凄く汚い。ゴキブリの糞とか付きまくりです。

それを全て倉庫から出し、倉庫の中を洗剤とブラシで綺麗に洗います。

 

掛かった時間は2時間。

そして得たものは・・・店長とオーナーの笑顔のみ。いらねえ!

こんなに汚れながら働いても給料がいっさい付かなかったので、その時はさすがにやられたと思いましたよ。

 

時給換算すると300円の働きだと叱られた

 

 

ここまで色々ありましたが、店長に言われて悲しかった言葉が「お前の働きを時給にしたら300円以下にしかならない」というセリフです。

さらには「あんたとパートの人は時給が同じ(最低賃金)なのにその人達より全然動けてない、こんな調子だったら出勤日数を月1回に減らそうか?」と。

 

それをバイトの先輩に相談すると、その先輩も私と同じことを言われたことがあり、実際に月1回出勤のシフトを組まれたことがあったそう。

今その事を思い返すと、いくら個人経営店舗とは言えバイト生をイジメ過ぎじゃないかと思います。

 

まとめ

 

  • コンビニでバイトをするならフランチャイズ型の店舗に入る事
  • 勤務時間は夜勤がおすすめ
  • 個人経営のコンビニは色々キツイ
  • コンビニの休憩時間は休憩できない(ことがある)

 

以上、私みたいにならないよう気をつけてお店を選んで下さい(^-^)

 

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