ある日突然、その時はやってきます。それが親知らずという存在。
もちろんバカ息子的な親知らずという意味ではなく、歯の方の親知らずです。
親知らずが生えてくると人によっては激痛を伴う人もいます。
大抵の場合は高校生から成人に掛けて、奥歯のさらに奥から歯が生えてくるという恐怖。
▼前回の記事
今回は、その親知らずを抜いてもらう目的で歯医者に行った際、自身の歯がどのような状態であったのか、また親知らずを抜くのに掛かった時間や痛みについて、個人の体験・感想をレポートとして記していきたいと思います。
コンテンツの内容
親知らずに気が付いたのは高校生の時
はじめて親知らずの存在に気づいたのは高校生の頃です。
ある日、右奥歯のさらに奥の歯茎が少しだけ膨らんでいるような違和感が。
最初は特に気にしていませんでしたが、それから1ヶ月くらいして何気なく口の中を舌でなぞっていると、右上の歯茎から小さな異物が突出していました。
私は食べ物のカスが付いていると思い、爪楊枝でグリグリと刺激しましたが全然取れない。
というか血がめちゃ出てる(‘Д’)
「もしかしてこれが世間で言われる噂の親知らず?」と、ようやくその存在に気づいたのを覚えています。
23歳で親知らずが虫歯になった
親知らずは人によって炎症を起こしてしまう場合がある為、成人する前に抜いてしまう人もいますが、私の場合生え方が比較的綺麗だったので別に抜く必要もないと考えていました。
そして時は流れ23歳の夏、フライドポテトを食べた時に右上の親知らずが不覚にも欠けてしまいました。
その親知らずを舌で触ってみると、ぽっかり穴が。
早く治したいなーと思いながらも、どこかで歯医者へ行くのが面倒に感じる部分もあり、結局歯医者へ行ったのは穴の存在に気づいた2ヶ月後の事でした。
親知らずの抜歯目的で2年ぶりに歯医者へ
歯医者に行く頃には痛みが非常に強くなっており、特に夜になると痛みが響いてきました。
私はよく常温のお茶を飲むのですが、その常温のお茶ですら歯に染みてきます。
ひどい時には頭痛を伴う事も。
その状態になって初めて歯医者へ行くことを決意しました。
前回もそれで失敗したのにバカですよね。
歯医者へ行くと、初診は以下の4つの事をやりました。
- 歯の掃除(歯石取り)
- 虫歯検査
- レントゲン撮影
- 親知らずの消毒
1回目の診察では親知らずを抜く事はできませんでした。残念(-_-)
そして、これらに掛かった費用がこちら。
2,470円!意外と安い!笑
その詳細を見てみると、金額ではなくポイントで表記されていますね。
トータルで824点。
恐らく1点につき10円を意味しており、それに負担割合の30%を掛けて2,470円なのかな。
そう考えると端数の2円はサービスっぽいですね。
しかし保険証が無い場合はこれだけで8,240円も取られるんですね。恐ろしい
またしても虫歯が10本越え!?
それよりも非常に気になったのが虫歯検査の時です。
歯科衛生士の方が歯をチェックする時って、斜線・丸・Cみたいな専門用語を言うじゃないですか?
その歯科助手さん、私の歯を診ながらしりきりにCを連呼するんですよ。
「Cって確か虫歯じゃなかったっけ・・・」と嫌な事が頭を過りながらも、前回虫歯を完治してから2年しか経っていないので、今回はさすがにあっても2~3本だろうと高を括っていました。
その時の結果がこちら↓↓↓
ちょっと見にくいですかね。
黄色いマーカーが虫歯を意味します。
では数えてみますね。1.2.3...
え、13本もあるやん!?
この結果を見た時は親知らずの事はすでにどうでも良くなり、早くこの虫歯を直さないとヤバイと感じていましたw
見た目は綺麗でも虫歯になっている可能性は充分あるって事ですね。
親知らずの抜歯レポート
待ち望んだ2回目の診察時に、ようやく抜歯する事ができました。
その時の状況を詳しく見ていきましょう。
抜くときの痛み
2回目の治療では、最初にレントゲンを撮りました。
初診の時にもレントゲンを撮ったのですが、2回目は少し異なるタイプのレントゲン検査を行ないました。
そしていよいよ治療に入り、麻酔が打たれます。
5分程経つと医者の先生が親知らずの抜歯作業を始めました。
抜歯は私が思っていたよりも衝撃的。ペンチで力強く抜かれます。
先生の力が歯にダイレクトに伝わるので、「ちょ、おま、マジか・・・」「本当に大丈夫か、おい!?」と言いたくもなります。
また、音がミシミシと聞こえてくるのでちょっと怖かった。
しかし麻酔をしていたので、痛みは全くと言っていい程ありませんでした。
治療時間
治療中は「早く終わってくれ!」と心の中で必死に祈ります。
抜歯が無事終わると、体力を消耗した感が半端なかったです。
ですが、私が抜歯するまでに掛かった時間は、わずか3分程度。
先程私の歯は生え方が綺麗だと言いましたが、そのおかげで治療が3分で済んだのです。
歯茎の横から生えていたり根本が奥深くまで埋まっていたりすると、抜歯の時間は長くなるそうです。
掛った治療費
さて、抜歯の治療費っていくらくらいだと思いますか?
正直1万円くらいするのかなーと思っていましたが、意外と安かったです。
2,420円(^-^)
ってか1回目の時よりも若干安い!笑
財布の中に6,000円くらいしか入っていなかったので、金額が高かったらどうしようかと思っていましたが足りて良かったです。
しかし親知らずの抜歯に掛かる料金は、その時の歯の状態にもよるそうです。
綺麗な生え方をしていれば、その分治療費も安くなります。
大がかりなケースだと、歯茎を切開して歯を取り出すみたい。
もしそうなれば、手持ちの6,000円だと厳しかったかもしれません。
そしたらATMにダッシュですよね(笑)
治療後の痛み
現在治療してから3日が経ちましたが、特にこれといった痛みはありません。
これは歯の状態や個人差によるものが大きいと思います。
ただ抜歯前に比べ食事に注意するようになりました。
今回は右側を治療したので、食べる時は左側で食べています。
治療後には処方箋が2つ出され、痛み止めと炎症を抑える薬が入っていました。
痛み止めは必要なければ飲まなくてもいいそうです。
炎症止めは2錠服用しましたが、痛み止めに関しては1度も使用せずに済みました。
中々血が止まらない
抜歯するとその部分から血が溢れてきます。
治療後はしばらくガーゼを噛んでおくように言われます。
普通だと1時間もすれば止まるだろうと考えますが、親知らずを抜くと中々血が止まりません。
私は真っ赤な血が止まるまでに1日半掛かりました。
それ以降はピンク色の血がたまに出る程度。
そして完全に血が止まらなくなるまで掛かった日数はおよそ2日。
「全然血が止まらない・・・」と不安になる人が多いと思いますが、抜歯後はそれが普通なので焦る心配はなさそうです。
さすがに1週間も止まらないとなれば話は変わってきますがね。
抜歯後の感想
親知らずが生えている内は口の中に不快感がありましたが、現在は非常にすっきりしています。
親知らずがあると内側の皮膚が傷つくため窮屈でしたが、治療後は顎を動かしまくっても傷1つ付きません(^^♪
一応まだ治療して日が浅いので、抜歯した部分は触らないようにしています。
下手に触ってしまい血餅(けっぺい)が剥がれたら、また血が止まらなくなりますからね。
今後は引き続き左側の親知らずも抜歯する予定です♪
それと、口が臭い人は他人から避けれれるので、自己ケアは必須ですよ。
虫歯の多い人は口臭うんこです。バレる前に消しましょう。
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