周囲に1人はいますよね。「一口ちょうだい!」を毎回のように連呼する友達が。
人が食べ物や飲み物を持っていると、その馬鹿垂れは狂ったように「一口ちょうだい!」と言ってきます。しかも合うたんびに!
大人になるとそのような人はほとんど見かけなくなりますが、特に学生時代は酷かった。
自販機で飲み物を買うと「一口ちょうだい(てへ)」。
カップラーメンを食べていると「俺(私)にも一口ちょうだい!!!」
毎度のようにこんな調子だと、マジでウザいですwww気づけバカw
「一流パティシエが10年掛けて開発した未知の新感覚デザート!」とかであれば、まあ、一口ちょうだいと言う理由も分かりますが、「サンドイッチを一口ちょうだい」や「ジュースを一口ちょうだい」は本当に意味が分かりません。
自分で買えよ!って思いますもんね。
そこで今回は、その一口ちょうだい野郎の図太い心理と、断り方・撃退する方法などを紹介していきたいと思います。
コンテンツの内容
「一口ちょうだい」と言ってくる友達(彼氏)の心理
一口頂戴!は言われる方からするとめちゃくちゃウザイ行為ですが、当の本人たちはどのように感じているのでしょうか?
ここでは3つの視点から「一口ちょうだい」の心理を考えていきます、
食い意地が人一倍大きい(欲張り)
一口ちょうだいを日常的に使っている人は、共通して食い意地が凄いです。
言い換えると強欲(欲張り)なんですよね。
他人が何か食べているのを見ると、「あぁ、自分も食べたい」と感じてしまう為、本当はそこまで欲しくもないのに「欲しい!」と勘違いしてしまうのです。
そういった人は他人が何を食べていても「一口ちょうだい」と言ってきます。
100歩譲って自分の食べ物と交換してくれるならまだ分かりますが、一方的な一口ちょうだいは相手の気分を悪くするだけ!
口癖なんですかね?自分で買えって話です。
コバエよりうざい!!!笑
お金が無い
2つ目が「お金が無い」というパターンです。これは学生ならではの理由ですね。
自分では買う事ができないから、人が購入した時にただ乗りしてやろうという心理です。
ただ乗りとは、対価を支払わないにも関わらず、他人に乗っかることで得する行為のことを意味します。
例えば、「宿題のプリントを写させて~」「ついでに送って~」なども、ただ乗りに該当します。
そう考えると、お金持ちの人は「一口ちょうだい!」なんてあまり言いませんよね。
言ってきたとするなら、その人は相当な貧乏性(ケチ)だと思います。
丁度それが欲しかった
3つ目に考えられるのが「欲しいと思った時に丁度友達が持っていた」というパターンです。
これは常日頃から「それ一口ちょうだい」を連呼する常習犯というよりも、どちらかと言えば節度ある「一口ちょうだい」の人に多く見られます。
特に、体育の時間にランニングなどをした場合、めちゃくちゃ喉が渇くじゃないですか?
その時に誰かが飲み物を飲んでいたら、つい「一口でいいからちょうだい!」と言ってしまうかもしれません。
なので、本当に必要だと感じた時の「一口ちょうだい」は悪質ではないので、一口くれてやりましょう。
「一口ちょうだい」の断り方
毎度のように人のモノを奪っていく「一口ちょうだい野郎」は、こちらが「あげたくない」という意思を見せない限り何度でも一口を要求してきます。
相手を甘く見てはいけません。
その神経はまるで鉄筋で構築されているかのように、分厚く図太いです。
そんな図太い相手には、こちらも図太く返答する事が最も重要。
まあ、相手の性格を考慮した上で適切な対応をしなければなりませんが、無神経の相手には多少強めに押し切らないと自分が損します。
また、相手が仲の良い友達であれば将来的に損をしてしまう可能性があるので、あなたが気づかせてあげましょう。お前ウザイよって。
仮に相手が自分のことを嫌ったとしても「あなたの態度がいけないんだよ」という事を理解させることが大切になります。
やんわり断っても効かない場合は撃退するしかない
無意識に「一口ちょうだい」を使っている人は、自分がウザいと思われている事をこれっぽっちも理解していません。
そんな相手は真正面から撃退していきましょう。以下では4つの撃退方法を紹介していきます。
はっきり「ダメ!」と言う
一番ストレートに伝える事ができる方法は、はっきり「ダメ!」と伝える事になります。
遠回しなニュアンスだと、図太い性格の人は察してくれません。
それどころか、「じゃあ半口だったら」「端っこでいいから」などと条件を提示してきます。
いや、こっちはそもそもあげたくないんだけど・・・と思っていても、相手は「一口だから嫌なんだ」「美味しいところを食べられるから嫌なんだ」と、的外れな勘違いをしてしまうので、直球ど真ん中の答えを用意する必要があります。
その直球ど真ん中の答えが、シンプルな「NO!」という返事になります。
変に言い訳するから相手はあれこれ提案するわけで、包み隠さず嫌だという事をはっきり言えば相手は納得してくれるかもしれません。
まあ、私の友人はねちっこい性格だったので一筋縄ではいきませんでしたが。
そんな相手には「何故あげたくないのか」を論理的に説明する必要があるので、面倒臭いっちゃ面倒臭いです。
「一口ちょうだい」が発動したタイミングで食べきる・飲み切る
強硬手段になりますが、相手が「一口ちょうだい」を発動したタイミングで食べ物や飲み物を食べきる・飲み切るという手法があります。
これは嫌われる可能性も高まりますが、コツは面白おかしく食べきる事になります。
例えば以下が挙げられます。
- 聞こえないふりをしつつ耳に手を当てて、「え?なんて?」と言いながら食べきる
- 相手の目を見ながら激しく食べる
- 変顔してやり過ごす
ちょっとネタっぽい感じになりますが、相手が笑ってくれれば嫌われる可能性はグッと低くなるのでおすすめ。
ただ、普段の自分のキャラが崩壊しないように注意する必要性は出てきます。
相手も「一口ちょうだい」のタイミングで、毎度のように食べきられてしまうと諦めモードに入るでしょう。
あなたが持っている食べ物を汚いと思わせる
ちょっと汚いやり方になりますが、相手に「一口も貰いたくない」と思わせるのは有効な手段になります。
その汚いやり方の例を挙げると
- 相手の目の前で飲み物の飲み口をペロッと舐める
- 目の前で食べ物にくしゃみをする
- 食べ物の周辺に歯型を入れる
- 食べ物・飲み物を自分の股間や脇にこすりつける
周りにこんなヤツがいたら「うわ、やべぇ・・・」ってなりますもんねwww
私ならそんな人からは絶対に貰おうと思いませんw
これなら相手はあなたの食べ物・飲み物を貰う気が失せますし、二度と貰いたくなくなります。
ただデメリットは、相手からすると「あなた=汚いもの」になってしまう可能性があるため、多少嫌われる勇気は必要になるかも。
もうそこまでするくらいなら、一口あげた方がいいのかもしれませんねw
あなたから貰うのは面倒臭いと思わせる
この手段は結構使える手で、あなたからモノを貰うのが面倒だと感じさせる方法になります。
面倒臭い相手からわざわざ一口貰うよりも、面倒臭くない人から一口もらった方が楽なので、結果的に相手は自分以外の他人から一口貰うようになります。例えば
- 一口あげたから借り1個ね!
- あげた分はちゃんと返してね!前回あげた分まだ返してもらってないんだけど?
- おいしい所から食べちゃったね。返してよ(毎回一口あげるたびに伝える)
- 食い意地すごいな!恥ずかしくないの?www
相手がしつこければ、このくらいやっても平気だと思います。
すると相手は「こいつマジでめんどくせぇ!」となる為、結果的に一口ちょうだい攻撃は無くなっていく事でしょう。
それでもハエと同じくらいウザいのは変わりないんですがねw
撃退できない場合の最終手段
上記の方法でも一口ちょうだい野郎を撃退できなければ、最終手段を取るしかありません。
その最終手段とは、相手が撤退せざるを得ない返答になります。
しつこい相手には以下の3つの方法を試していきましょう。
「一口ちょうだい」を言わせない状況を作る
あなたが一番見直す箇所は恐らく「一口ちょうだい」と言われてしまう瞬間だと思います。
友人や彼氏の「一口ちょうだい攻撃」は、あなたが思っているよりも高い攻撃力を持っています。
それを防ぐには相手に「一口ちょうだい」を言わせない事が最も重要。
勝負は「一口ちょうだい」と言われる前から始まっているんです。
- 食べる時は相手に見られていないところで食べる
- そもそも「一口ちょうだい」と言われそうなものは買わない
- 事前に「今月あと〇〇円で生活しないといけないんだ・・・」と話しておく
- 食べる前に「あげないよ!」と釘を刺す
伏線を張っておくのは有効な手になりますが、図太い相手だとなかなか通用しません。
なので、確実なのは相手に食料を見せない事が一番です。
潔癖症を演じる
潔癖症を演じるのはマジで最強。
一口ちょうだい野郎もさすがに潔癖症を相手に「一口ちょうだい」なんて言いづらいと思います。
また、「潔癖症だからゴメン」の一言には、「人が食べたものは食べられない+お前は汚い」の2つの意味を持ち合わせる為、相手は多少傷つきます。
▼会話の例
相手「一口ちょうだい!!!」
自分「ごめん。潔癖症だから~」
相手「ん、でも一口だよ?」
自分「潔癖症だから人が食べたものは無理なんだ~」
相手「えー、どうしても?」
自分「汚いのは無理」
相手「・・・」
相手もこれ以上の会話を続ける気にはならないと思います。
だって、話せば話すほど傷がエグられるのでwww
途中で諦める人がほとんどだと思います。
なので、潔癖症を演じる事は効果的に相手を撃退できる手段だと言えるでしょう。
相手にうざい事を正直に伝える
上記で紹介した方法は会話のテクニックなども多少必要になるため、自分には難しいと感じてしまう人も居るかと思います。
どれも自分には向いていない方法だ・・・と肩を落としてる方は、変な小細工をするよりも率直に「お前、うざい」と伝えた方が得策かもしれません。
相手もストレートに「うざい!!!」と言われると凹むでしょう。
しかし、誰かがその事を伝えてあげないと、一口ちょうだい野郎はそれに気づかないまま一生を過ごしていく可能性があります。
すると、被害者の数もめちゃくちゃ多くなっていきますよね。被害者をこれ以上出さない為にも、あなたがそれを伝えてあげましょう。
まあ、ハードルは高めですけどね。
まとめ
ちなみに私の場合は地味に相手が嫌がる事をしていましたwww
例えば2人で歩いている時に、わざと相手が溝にハマるように誘導したり、注意してあげれば回避できるアクシデントをあえて教えてあげなかったり。
一見相手の注意不足に見せかけて、自分の手を汚さず相手を制裁していましたww
「バチが当たる」とは、こうした身近な人間から反感を買う事から始まるのかもしれませんね。