目が悪い人って昔に比べ、多くなってきていますよね。
インターネットが普及し、パソコンやスマホの存在が、視力を低下させた原因なのかなーと思いつつも、それに伴いコンタクトレンズを使用する人も増加しています。
最初の頃は恐くて抵抗のあった方も、意外とすぐに慣れる人が多い印象。
中には、中高校生を含めた若い女性がそうですが、視力の良し悪しに関わらず、お洒落目的であるカラーコンタクト利用者も多いこと多いこと。
そのように、生活には欠かせない存在となったコンタクトレンズですが、正しい方法でお手入れしなければカビが発生し、失明する可能性も出てきます。
一番怖いのは、目にコンタクトを入れるという恐怖ではなく、お手入れをサボった時に起こるんです。
今回の記事では、コンタクトの洗浄液を使い回すとどうなるのか、なぜ洗浄しないといけないのかという事を、私の体験談を踏まえた上でお伝えしていきたいと思います。
2WEEK・1MONTH・1YEARのコンタクトは保存に注意
コンタクトレンズの大きな柱には2種類あります。
- レンズが堅いハードコンタクトレンズ
- レンズが柔らかいソフトコンタクトレンズ
そこから分岐し、
- 視力矯正目的の度ありレンズ
- おしゃれ目的の度無しレンズ(カラコン)
また、そこからさらに分岐します。
- 1日用使い捨ての1DAY
- 2週間使い回せる2WEEK
- 1ヶ月使い回せる1MONTH
- 1年間使い回せる1YEAR
コンタクトレンズ初期に開発されたのはハードレンズですが、現在メインで普及しているのはソフトレンズです。
ハードレンズの場合は、基本的に長く使う事が前提ですが、ソフトレンズだと、一日用のタイプも存在します。
1日用であるワンデーコンタクトであれば、一度使用すれば捨てるだけなので、手入れをする心配はありません。
しかし、2WEEK以上のレンズを使用している場合、必ず日々の細かいケアが必要になってきます。
また、保存する環境も大切です。なるべく直射日光は避け、風通しが良く、湿気のない場所で保存するのがベストな条件です。
保存する際にはレンズの洗浄が必須となりますが、若い人だと「洗うのが面倒」や、「洗浄に使う保存液のお金を浮かせたい」といった人が結構います。
それが危険な事だと、知らずしての行為なのか( ゚Д゚)
実際にカビが生えた実体験
はい、私もその無知なヤツの一人でした(笑)
厳密には、危険とは知りつつもそこまで大した事ないでしょ?ぐらいな気持ち。
ランニングコストを下げる目的で、2日に1回しか、ケースの液体を変えていませんでした。
まぁ、無知ではないにしろ、愚かな行為ですw
その日は、いつものように出かける準備をしていました。
外出前にコンタクトを入れようと思い、目にレンズをペペッと←(語彙力w)入れたんです。
何か、目の調子が悪い時って、じんわり痛むじゃないですか?
その日も、調子悪いなー、と思って何回も装着をトライ。
しかし、一向に痛みが治まらず、そこで思いましたよ。
こんなにフィットしないのは何かがおかしい!と。
冷静に考えると、おかしいのは目ではなく、コンタクトなのではないか?という疑問が浮上し、再びレンズを見てみると、すんごく汚い!
※以下閲覧注意
脳内には「もしかしてだけど~♪それってよく見りゃカビ生えてるんじゃないの~♪」状態。
「言葉も出ない」がこんなにしっくり来た日は初めてでしたよ。
カビが生えたら除去しようなんて無理な事は考えず、すぐに捨てること。
想像以上の自体が起こると、「なんて日だ!」なんて絶対に言えません(笑)
絶句ですwいや~カビって生えるもんなんですね~。←他人事
すぐに目を洗いにいきましたよ。あの時は、失明したらどうしようと不安を盛大に駆られたものです。ええ。
正しい洗浄・保存で対策
コンタクトレンズの洗浄には、2種類の方法があります。
それが、手洗いと自動洗浄です。
- レンズを洗う前に、まず手を綺麗にハンドソープで洗います。
- 次に保存液を入れる容器をしっかり洗い、水分をふき取ります。
- その後、コンタクトを外し、手のひらに載せ、裏表両方を30回程度こすり洗いをします。
- 擦り洗いをした後は、しっかりとすすぎ液で流します。
- 1と2の手順は上記と同じ。
- あとはレンズを外し、容器に中和剤と保存液を入れるだけ。
私の愛用品。コンセプトワンステップ
自動洗浄タイプはコストが少し高めになりますが、私みたいな面倒臭がりの人間には、重宝されるアイテムです。
なんせ手間が省ける上に、洗浄にムラがでない。(手洗いだと日によって洗い方が一定ではない為)
ただ、自動洗浄タイプにもデメリットはあります。
- 洗浄されるまでに6時間掛かる(中和される前に使おうとすると目の刺激が半端ない)
- 保存液ですすぎが出来ない(すすぎ液を使う人は、別途買い揃える必要がある)
- カラコンには対応していない場合がある(レンズの製法により異なる。サンドイッチ製法であれば安全な可能性が高い)
そして、保存する際には私のように、2回に1回しか中身を交換しない、という行為は非常に危険であると言えます。
私の場合、カビの発生に気づいたからいいものの、あの時に目の痛みが無ければ、大変な事態になっていたと思います。
くれぐれも、容器の中身は取り換える事、さらには使用期限が切れたレンズは使用しない事をおすすめします。
また、目の調子が悪い時は無理して付けずに、視力矯正を目的とするならメガネでも代用が効きます。
一番好ましいのは「仕事中はコンタクト・休みの日はメガネ」という風に両者を分けていく事です。
そうすることによって、目の調子を保つことができます。
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因みに、コンタクトを綺麗な状態で保存していたとしても、長期間使用していないものだと、先程同様カビが付着している可能性が高くなるため、使用する事は辞めましょう。
捨てる勇気!
まとめ
目だけに関わらず、自分の身体に関する事は、面倒でもきちんとケアしましょう。
虫歯でも放置すると、周囲の歯までが虫歯となり広がっていきます。目も同じです。
痛みがあるのに使用を続けていると、角膜が剥がれたり、目の細胞が死んだりしていきます。
目の角膜は剥がれても再生しますが、多くのダメージを受けると、再生しなくなってしまうケースも考えられます。
目の細胞に関しては限りがあるので、一度死んでしまうと元には戻りません。
これは失明に一歩ずつ近付く事を意味します。
お金をケチる行為、ケアを怠る行為は、自分の身体を貶める事。
そうならない為にも、日頃から正しい行動を心掛けることが大切なのです。
目の疲れを癒したいのなら、クッキリンでブルーライト対策を行なってみてはいかがでしょうか。