中級以上のブロガーが言うには、「ゴミ記事はブログ全体の評価を下げる要因だから書くべきではない!」もしくは「削除するべきだ!」との事ですが、サイトを開設して間もない初心者ブロガーや初心者アフィリエイターの場合、そもそもゴミ記事って何なん?となりますよね。
私も詰まるところゴミ記事の基準がイマイチ分からず、一体どのような記事がゴミ記事に当てはまるのか悩んでいましたが、最近になって様々なブログを訪問してきた結果、ようやく答えらしきものが分かりました。
そこで今回はゴミ記事がダメだと言われる理由と、ゴミ記事の明確な基準・定義を考えてみました。
このポイントさえ押さえておけば、あなたもきっといい記事を書けるようになるはずです。
コンテンツの内容
なぜゴミ記事はダメなのか?
恐らくゴミ記事という言葉を目にしたことのある方は、少なくともブログで収入を稼ぎたいと考えている人たちだと思います。
趣味でブログをやっている人の場合は、自分の書きたい事を好きなだけ書いて自己満足する事が目的なのでゴミ記事でも良いのですが、ブログで稼ぎたいとなれば話は違ってきます。
なぜならブログで収益を獲得するには、GoogleやYahoo!の検索エンジンに頼ることが必須条件になる為、どうしてもSEO対策を施す必要があるからです。
ゴミ記事の場合、このSEO対策がおろそかになっている事が多い為、検索エンジンからの訪問者がほとんど来ません。
万が一訪問者が訪れたとしても即離脱されてしまう事がほとんどなので、SEOの観点からすると悪影響でしかないんです。
ブログからお金を得るにはアクセス数や、ユーザーの滞在時間といったものが重要なファクターになるため、ゴミ記事ばかりを量産していると稼ぐことが難しくなります。
その例が過去のポジ熊さんのブログです。
と言っても記事内容に関してゴミだ!と言っている訳では無く、シンプルに文章の書き方が伝わりづらいという事なので勘違いしないで下さいね。
ポジ熊さんの文章の書き方
彼はブログ開設から5ヶ月という短期間で1000記事を更新したツワモノですが、収益は10万円に届かなかったそうです。
その証拠がこちら。
出典:ポジ熊の人生記
1000記事更新した時点で5ヶ月間のトータルアクセスは54万PVと、かなり優秀な数字を叩き出しています。
しかし肝心の収益はと言いますと、当時は今後の目標が10万円だと語っているので、実際の月収はそれ以下という事になります。
また、本来1000記事も更新していれば、1ヶ月で50万PVを稼ぐのはそこまで難しい事ではありませんし、マネタイズもやり方次第ではPVと同じくらいに持っていく事ができるはずです。
では何故、ポジ熊さんの収益が相場よりも低かったのか?
ちょっとポジ熊さんのブログの過去記事を拝見してみますと、私が言うのもアレですが非常に文章が読みづらいです。
最近の投稿記事は比較的読みやすくなっていますが、特に修正される前の古い記事だと熟語の連発と遠回しな言い回し表現が多いため、理解するのに時間が掛かってしまいます。
例えば以下の文章を見て下さい。
かつて多更新はGoogleに更新頻度が高いサイトだと認識させ、インデックスを容易にするという誤った認識があったようで、現在でもそれを信じている方が少なからずいらっしゃる。
出典:ポジ熊の人生記
これって非常に読みにくくないですか?
これを読みやすく修正してみますね。
「ブログの記事数は多ければ多い程、Googleは更新頻度の高い優秀なサイトだと認めてくれるだろう。だから記事数が増えるに連れ、投稿したばかりの記事でも検索結果に反映されやすくなるんだ!」
以前はこのように考える人が非常に多かったですが、それは間違った情報です。
現在でもそれを信じている人はまだまだいるようですね。
こっちの方が頭にスッと入りやすくないですか?
このように読みにくい文章というのは、それだけユーザーが離脱するスピードが早まってしまう事に繋がります。
恐らく当時のポジ熊さんが月10万円を稼げなかった理由はPVこそ多いものの、ブログの文章が読みにくいせいで収益に繋がりにくかったのだと思います。
世間で言われるゴミ記事の特徴
よく有名ブロガーの方が話されているゴミ記事についてですが、初心者の場合「そもそもゴミ記事の基準が分からねーヾ(。`Д´。)ノ」という風な思考に陥りますよね。
私もそのような現象に見舞われたので多くのウェブサイトを訪問し、そこから少しずつ情報を収集し現在に至りました。
人によってはゴミ記事の捉え方が少し違ったりしますが、何となく共通している部分をピックアップすることができましたので、その特徴を紹介したいと思います。
まず皆さんがゴミ記事という単語を使うときには、ダメな記事・役に立たない記事と言いたい場合に用いる事がほとんどです。
「ゴミ記事は毒にも薬にもならない」や「最初の頃に書いた記事はゴミ記事だったのでリライトを~」などが良く使われる言い回しになると思います。
つまり、それらは一貫して読者にとって価値のない記事だという風に受け取る事ができます。
ここまでは何となく理解している方が多いと思いますが、「じゃあ価値のない記事って具体的にどんな内容の記事?」と再び疑問が浮上すると思います。
そこで初心者でも理解しやすいゴミ記事の定義を考えてみましたので、以下を参考にしてみて下さい。
ブロガーが巷で語るゴミ記事の定義を考えてみた
この定義はあくまで私個人が勝手に考えたものなので、語弊がある可能性もありますがその辺はご了承を願います。
一応それっぽく作ってみましたが、どうでしょうか?
私はこのように捉えていますが、もし修正箇所があればお問い合わせページから報告して頂けると嬉しいです。
基本的には読者が満足してくれる記事を書くことが出来れば、少なくともゴミ記事にはならないでしょう。
ゴミ記事の類語・類義語
しかし自身が執筆した記事が、良質な記事なのかそれともゴミ記事なのか?という線引きを分かりやすく判断する為に、以下のような基準を作成しましたのでそちらに照らし合わせて、ゴミ記事かどうかを区別しましょう。
・ゴミ記事の例・類語
これらに当てはまるものは、世間ではゴミ記事だと言われています。
ただし日記記事や自己満足記事の場合でも、読み手にとって有益な情報だと判断されればそれは立派なオピニオン記事となります。
日記記事に関しては、芸能人やインフルエンサー以外の一般人が書いたものはもれなくゴミ記事になりますので、趣味でブログをやっている人以外は注意しましょう。
因みにオピニオン記事とは、ある物事を自分の価値観に基づいて考察した記事のことを指します。
例えば、「沖縄の米軍基地はオスプレイが危険だから撤退させるべきである」や「ブログを毎日更新できない人は自分に甘えているだけだ!」とか。
それが読者にとって活用できる情報かどうかは別として、一個人の意見を綴った(つづった)文章がオピニオン記事に当たります。
日記と異なるのはタイトルにきちんとテーマを設け、それに沿って考察する点になります。
日記の場合だと「あれ見た~、これ食べた~、友達と~、右耳のピアスが~、嬉しかった~、怖かった~」みたいに、興味のない他人が過ごした日常を文章に起こしただけなので、ブログの訪問者にとってはクソみたいな記事だと捉えられてしまいます。
ゴミ記事を生み出さない為には?
ゴミ記事を書かないようにするには、上記で伝えたゴミ記事に当てはまらない記事を書く事です。
例えば一度記事を書いて満足するのではなく、「もう少しわかりやすい言い回しは無いだろうか?」「タイトル詐欺な内容になっていないか?」「読み手はきちんと満足してくれるだろうか?」という事を意識し、自分が書いた記事を何度も見返す事が大切となります。
私もそうですが時々付属語がおかしい場合がありますので、その都度修正を入れています。
付属語とは、「〇〇な、〇〇の、〇〇が、〇〇を、〇〇に、〇〇へ、〇〇と」などの事です。
例えば
- 〇〇くんが私の友達になりました
- 〇〇くんが私の友達となりました
この2つの文だと違和感がありませんが、「〇〇くんが私の友達へなりました」だとちょっと変ですよね。
こういった細かい部分にも目を向けるとより一層、読者は理解を深めてくれるでしょう。
まとめ
最後に。
一番大切なのはきちんと読者のニーズを理解し、相手が欲しがるような情報を提供していく事です。
その情報を常に提供するのは難しい事だと思いますが、ブロガー自身の体験を織り交ぜた記事を書くとそれがオリジナル記事になりますし、タイトルに沿った内容であれば必ずどこかでニーズが生まれるはずです。
あとはきちんとキーワード選定をする事とある程度のボリュームを出して行けば、もうゴミ記事なんて概念を気にしなくて済みますね。