皆さんはデートがお好きですか?
デートって楽しい反面、お金がかかる事も事実ですよね。
世間では男性と女性がデートを行なう際、その多くは男性がデート代を負担している事でしょう。
また、女性にとっては「男性がデート代を負担するのは当たり前」と思っている人も多いみたいですが、男性側にとっては出費がかさむため、少なからず痛手となります。
社会人ならばともかく、学生の場合は全てが男性の奢りだと、正直きつい部分があると思います。
しかし、世間では「男性の奢りは当たり前」という風潮が定着しつつありますが、それは果たして本当に正しいのでしょうか?
同じ時間を過ごし、同じ体験を共有するにも関わらず、男性のみが交際費を負担するのは正直おかしいと思います。
そこで今回は、以下の3つの点を明らかにしていきたいと思います。
- なぜ、男性がデート代を負担する必要があるのか
- 男性がお金を支払う事に対して、女性はどのように感じているのか
- 最終的に、デート代は誰がいくら負担するのが正しいのか
上記のポイントを押さえ、金銭面でのトラブルにならぬよう、今一度思考を整理していきましょう。
コンテンツの内容
デート代を負担する男性の心理
世の中では、大半の男性がデート代を負担しているのが現状です。
しかし、なぜ男性は女性に対して多くのお金を投じるのでしょうか?
その理由を以下にまとめてみました。
- 女性(彼女)に自分を良く見せたいから
- 自分の方が高収入だから
- 女性に財布を開かせるのはプライドが許さないから
- 常識的に考えて男性が出すべきだと思ったから
- 周囲の人たちもそうしているから
こうした考え方が根底にある為、男性はデート代を負担する人が多いみたいです。
「自分は男だから」「女性は将来、子育てで大変な思いをするから」このように自分に言い聞かせて、無理やり納得する感じですね。
中には、根っからの兄貴肌の男性も存在しますが、大半の男性は「奢るのは少々キツイけど、女性に幻滅されたくないな・・・」と感じています。
そのため、男性はデート代を全額負担するという行動を選択してしまうのです。
それがどれだけスマートに支払いをこなしていたとしても。
男性は心の中で「お会計が1万円!?ちょっと高いなぁ・・・」と思っています。
女性は「割り勘・折半はありえない」と感じている
一方、女性の方はどうなのかと言いますと、男性がデート代を負担してくれることに対して、当たり前と思っている人が多いようです。
- 割り勘を求めてくる男性とは付き合えない
- 会計の時に折半しようと言われたら冷める
- 女性にお金を使わせる男性はありえない
大半の女性はこのように感じているみたいです。
女性側としては、「財布を出すそぶりは見せるけど、実際の会計は男性が出すべき」という主張らしい。
だから貧乏な男性は見向きもされないのかな。現実は恐ろしいですね。
中には割り勘する事に対して、抵抗がないよ!っていう女性もいますが、中々そのような女性に巡り合うのは難しそうな気がします。
しかし中には、デート代を負担する事に疑念を抱く男性も
でも、でもですよ?
いくら世間の風潮が「男性がお金を出すべき」だとしても、その根拠って一体何なのでしょうか。
男性の方が稼いでいるから?包容力があって魅力的だから?それとも、単に女性が損したくないと思っているだけ?
ですが、男性の収入面は女性と大差がないかもしれません。男性も女性に包容力を求めているかもしれません。男性も出費を少なくしたいと思っているかもしれません。
つまるところ、男性にデートのお金を出してもらいたい本当の理由って、女性自身が損したくないだけなのではないでしょうか。
もしくは、男性がデート代を支払う事が当たり前だと思っているのでは?
デート代は本来、カップル2人で出し合うのが普通です。
それがいつしか、気前のいい男性が女性の分の遊び代や食事代を負担した事から、周囲の男性は「自分も負けていられない」というプライドが芽生え、「男性の奢りが当たり前」という文化が出来上がってきたのです。
男性はプライドが高いので、少しでも自分の株を上げたい気持ちが高い傾向にあります。
つまり、男性が奢るのは「当たり前」ではなく、もともと奢ってくれるのは「特別な行為」だということ。
女性には、その辺りをきっちりと理解して欲しいところです。
女性側の意見と価値観(デート代を負担して欲しい理由)
しかし、女性側にも男性にデート代を出して欲しい理由があるみたいです。
それらの理由を以下に羅列してみました。
- 女性は服や化粧、その他の美容にお金を掛けているから
- お金を出してくれる男性に胸キュンするから
- 男性が女性に使ってくれた金額の合計=愛情の大きさだと思っているから
上記のような主張をする女性が多いですが、よくよく考えてみると破綻した論理だと思いませんか?
女性は服や化粧、その他の美容にお金を掛けているから
1つ目の「女性は服や化粧にお金を掛けているから、男性にはデート代を支払って欲しい」という部分をピックアップしていくと、そもそもの男性が美容にお金を掛けていないという主張自体が破綻しています。
だって、それはあくまで女性の憶測だからです。
男性だって化粧をする人もいます。服にお金を掛けている人もいます。
では逆に、デートの際に自動車で迎えに行く男性の場合はどうでしょう。
女性側はガソリン代を出しているのでしょうか。自動車の購入費用を少しでも負担してくれたのでしょうか。
服や化粧品がデートの経費になるのなら、自動車やガソリン代だってデートの経費になると思います。
脱毛費用、香水代、洗顔代、ワックス代、筋トレ関連の費用、ヘアカット・ヘアアレンジ代。そういったものを挙げるとキリがありませんよね。
よって、この主張は女性側の一方的な屁理屈だと言えます。
お金を出してくれる男性に胸キュンするから
次に2つ目の「お金を出してくれる男性に胸キュンするから、デート代を出して欲しい」という主張。
いやいやw男性だって女性側がデート代を負担してくれると、胸キュンするかもしれませんよ。
しかも、それってシンプルに女性の願望ですよね。
イケメンが好き、頭の良い人が好き、お金持ちが好き、などと何ら変わらない願望です。
また、中には「デート代を奢ってくれないから、彼氏と別れたい」って言う人がいるじゃないですか?
それって自分の理想と現実が違ったから別れたいという事ですよね。
では逆に、男性が女性のすっぴん姿を見て「ブスだから別れたい」と言ってきた場合、それで女性は納得できるのでしょうか。
大抵の女性は「ひどい!!!」と言って、怒りを露にすると思います。
それと同様に、「男性が奢ってくれないから別れたい」という女性は、自分が同じことを言われても文句は言えません。
女性:彼氏が奢らないから別れたい→奢ってくれたら付き合っても良い
男性:彼女がブスだから別れたい→整形してくれたら付き合っても良い(もしくは、一生スッピン姿を見せなければ付き合っても良い)
論理的に考えると、上記のような事が言えると思います。
異性に何かを求めるのなら、自分も何かを差し出す覚悟を持ちましょう。
ちなみに、「女性は男性に肉体を捧げているから~」という意見はナンセンスです。それはお互い様なので。
女性が一方的に苦痛を感じている関係なのであれば、それは恋愛とは言い難いのかもしれませんね。
彼氏じゃなくお金で繋がった関係の場合は、別れたいと言う主張も理解できますが。
男性が女性に使ってくれた金額=愛情の大きさだと思っているから
3つ目が「男性が出してくれた金額は、愛情の大きさだと思っているから」という意見。
確かに、女性の事を愛しているから、男性は奢ってくれるのかもしれません。
それは一理あると思います。しかし、それも女性の一方的な妄想です。
男性自身は本当に、使ったお金が愛情の大きさだと認識しているのでしょうか。
少なくとも私はそうは思いません。愛情表現の方法なんて、世の中にいくらでもあります。
- 彼女が困った時に支えてあげる
- 行き詰った時、相談に乗ってあげる
- 女性が疲れている時に癒してあげる
他にも愛情の伝え方は沢山あると思います。
もちろん、「お金を貢ぐ事が一番の愛情表現だ!」と考える男性も存在します。
ですが、多くの男性が女性に対してお金を使うのは、女性のためではなく自分自身の見栄やプライドを守るためです。
自分を大きく見せたいという気持ちが一番にあるんです。
でも、それって女性のためではなく、自分のためですよね。自分の評価を落とさない為に、仕方なくやっている行為です。
果たして、そこに愛情という概念は存在しているのでしょうか。恐らく女性の解釈と男性の思惑にはズレがあります。
私は上っ面な「お金」という道具に頼って彼女を喜ばせる事よりも、もっと大事なものがあると思っています。
女性は何かしらの理由を付けて「奢って!」と言ってくる人がいますが、そういった人たちは愛情うんぬんよりも、単純に「自分はお金を使いたくない」という気持ちが強いのではないでしょうか。
奢らない男性に対してケチだという人は、自分はお金を出したくないにも関わらず、どのツラ下げてケチだというのか理解に苦しみます。
論理的に考えると割り勘が妥当な理由
上記のことから、男性が一方的にデート代を負担するのは、あくまで善意だということ。
決して義務ではないという事を分かって欲しい。
また、社会が男女平等を受け入れつつある事から、デート代は割り勘にする方が自然な現象だと思います。
現在だとキャリアウーマンの登場も目立ってきており、収入格差は過去よりも目立たなくなってきています。
つまり、「女性の給料は男性よりも低いから、男性に奢って欲しい」は女性側の言い訳にしからならいということ。女性でも頑張れば稼ぐ事はできます。
なので、男性から無理に搾取することは辞めましょう。
それとも女性は「羽振りの良い男性と結婚して、蓋を開けると借金まみれの男だった!」という状況でも、その男性を愛していく自信はありますか?
今まで使ってくれた金額が愛情の大きさなら、多少借金をしていてもその人と共に生きていく覚悟は持っていますか?
もしそうでないのなら、男性が折半や割り勘にしようと提案してきた場合、快く受け入れるべきだと思います。
それがお互いの為であり、関係性を長く保つための秘訣になります。
女性がお金持ちを求めるように、男性は女性のルックスを追求する人が多いです。
仮に、お金持ちの男性と付き合えたとしても、女性のすっぴんがブスであれば、お金持ちの男性は美しい女性に乗り換えるかもしれません。
すなわち、女性自身が求めるお金持ちの度合いは、相手の男性が女性に求めるルックスの高さに比例し得ると言うこと。
女性が理想の男性像を描くように、男性も理想の女性像を描いています。
自分が相手に求める大きさは、相手が自分に求める大きさでもあります。
現実とはそういうものです。