テレビをたまたま付けて何気なく女子バレーを見ていると、気が付けばアツくなって応援していたという経験はありませんか?
私が毎年思うのは、なぜ日本女子バレーがこれだけ人々の注目を集め、人気があるのかという事です。
同じバレーボールでも、男子バレーに比べ女子バレーの方が圧倒的に注目度は高いです。
そこで疑問に思ったのは、男子バレーに無くて女子バレーにある魅力とはいったい何かのかという事。
そこで今回は私が個人的に感じた女子バレーの魅力や、なぜここまで盛り上がるのかといった理由を考察してみました。
コンテンツの内容
女性はか弱いというイメージに対するギャップ
日本において女性とは「か弱い存在」として多くの人たちに認知されていますが、女子バレーにおいては女性のたくましい姿がたびたび見受けられます。
そしてそのギャップこそが、私たちの胸を熱くする要因ではないかと考えました。
スパイク時のパワーに圧倒される
男性と女性の体を比較すると、筋肉が付きやすいのはもちろん男性です。
そのため強いパワー・スピードを誇るのは圧倒的に男性の方になります。
しかし、女子バレーを見てみるとアタックをする際、女性でもこれほどの球速が出せるのか!と思う程、パワフルなスパイクショットを見せてくれます。
ここぞ!という時に決まったスパイクはまさに圧巻で、見ている観客や視聴者に大きな感動や爽快感を与えてくれますよね。
家庭では「守り」のポジションに位置している事が多い女性ですが、こうした「攻め」の動きを見せられるとそのギャップからどうしてもカッコいいと感じざるを得ません(*ノωノ)
ボールに必死に食らい付く姿が美しい
そしてバレーボールの醍醐味の1つが、コート内でボールを落とさないように死守する事です。
日本女子バレーの強みとも言える点ですが、ボールを絶対に落とさないとする姿勢はこちらにも伝わり、皆が最後まで諦めない気持ちは見ている側にとって非常に美しい印象を与えてくれます。
何と言いますか、母親が我が子を守るかのように必死に食らいつく姿は、ボールを繋いだ瞬間に大きな感動を生みますよね。
さらにそれが得点に繋がった時には、思わずテレビの前で叫ぶほど感情が揺さぶられます。
視聴者が特定メンバーに興味を持って応援する
女子バレーボール選手にはそれぞれが強みを持っている事や、綺麗な容姿をしている女性が多く見受けられます。
もちろんガチガチのバレーボールファンは、個人の能力や技能に惹かれて応援する事が多いと思いますが、バレー経験のない一般人は女性選手の容姿を入り口として、バレーボールに興味を持つ人も多いと思います。
この心理はアイドルであるAKB48やジャニーズを応援するものと非常に似ていると思います。
例えばAKB48であればまゆゆこと渡辺麻友を好きになった人が、いつしかAKB全体を応援するようになり、気が付けば新曲のCDを何枚も購入しているような感じです。
初めは特定の1人が好きだったのに、応援しているうちに他の子が頑張っている姿を目にし、その子の事も好きになるようなイメージ。
女子バレーにもこの心理は適用され、はじめは気になる子を見ているだけだったのに、いつしかメンバー全体を好きになってしまい、試合の時間になるとついテレビを付けてしまうといった事がそれに当てはまります。
ちなみに私もその1人です(笑)
推しメンは古賀紗理那選手!
幼い顔立ちからは考えられないスピードと、チームの柱として活躍する姿にやられました(*´Д`)
バレーボールという競技が面白い
最近になって気づいたのが、そもそもバレーボールという競技自体が面白いという事です。
特に団体で行うチーム競技は、個人競技には持ち合わせていない要素も多く含まれており、それぞれの想いみたいなものが伝わってきますよね。
外国人との競り合いが面白い
オリンピックのシーズンになると、世界の様々な国と対戦する事になりますよね。
やはり外国人と戦う場面を見ていて実感するのが、国によって体の作りが全然違う事です。
アジア選手の場合は大した差は感じませんが、欧米やヨーロッパとの対戦になるとその対格差は歴然です。
体幹の太さや身長に目を向けると、日本人とは比べものにならない程しっかりしていて、筋肉も凄いです。
また黒人の選手の場合、潜在能力や身体能力といったものが非常に高く、跳躍力・アタック力が人間離れしているかのように感じさせる事が日本にとっては大きな脅威。
特にスパイクアタックは反応するだけでも苦戦するような速さです。
しかしその差を埋めるかのごとく、持ち前の団結力によって大きな壁を何度も乗り越えているのが日本女子バレーの強みですよね。
この団結力や絆というものによって生み出される感動が人気の秘訣かもしれません。
メンバーのコンディションや心理が伝わる
しかし、いくら団結力が高いと言っても個人個人で見ていくと、試合によっては調子が悪かったり精神状態が良くなかったりする事があります。
そこでいかに冷静さを保ち、いかにして流れを自分たちに引き寄せるかが、女子バレーの面白さの1つでもあります。
日本は一度流れに乗ってしまえば、連続して得点を決める傾向があります。
競合国相手に2セット連続先取する事だってよくある光景です。
しかし、日本の弱いところは最後の最後で逆転されて負けてしまう事。
ここであと1点取れれば勝利!というところで負けてしまう事がこれまでに何度もありました。
そうした試合の流れや展開が見ている側にとって、「1秒たりとも目の離せない存在」になるのではないかと思いました。
まとめ
女子バレーの人気の秘訣を考えた結果、以上の事が思い浮かびました。
2018年はセルビアとの試合が逆転サヨナラホームランを打たれたかの如く、非常に悔しい結果に終わりましたが引き続き頑張って欲しいです。
個人的にはこれからの課題は守備の反応速度を上げる事だと思いました。
外国人の素早いスパイクにもっと反応する事ができれば、日本はさらに強くなっていくと思います。
ファイト🏁🏁🏁