今年2018年に入り、全国各地では自然災害が多発しています。
これらの天変地異による影響が人々の不安を大きく煽り、「これから日本はどうなるんだ」と嘆いている方が多いと思います。
特に9月6日午前3時8分に起きた北海道地震では、地域住民の生活に多大なダメージを与え、ライフラインを奪われた人々は約300万世帯に上るそうです。
しかし一方で、政府によると以前から震災の予測がされており、今回の地震では見事にそれが当てはまっています。では、どうしてここまで被害が大きくなったのか、2018年に起きた、もしくはこれから起こる災害について、どのような事があるのかを詳しく見ていきたいと思います。
コンテンツの内容
北海道地震の概要
・震災日 2018年9月6日午後3時8分
・震度7 マグニチュード6.7
速報では震源地の震度が6弱と言われていたが、翌日には震度7であったと訂正し報道
・震源地 北海道厚真町(あつまちょう)
・震災名称「平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震」
・被害 死者、行方不明者ともに多数
300万世帯が停電(インフラに直撃大ダメージ)
地面の液状化による建物の損壊(地下水が地表に浮上し、戸建てや賃貸マンションなどが傾く現象)
北海道の震災は昔から予知されていた?
かつてから地震調査研究推進本部では、将来的に北海道に大地震が来ると言われていました。
2001年6月8日に地震調査委員会が公表した「長期的な地震発生確率の評価手法について」に基づき、今後30年以内、50年以内に北海道でマグニチュード8前後の地震が来る可能性について述べられています。
出典:地震調査研究推進本部
出典:地震調査研究推進本部
政府によると一番震災に見舞われる可能性が高いのが根室沖だそうです。
しかし、今回の地震の震源地は根室沖でも十勝沖でもない厚真町という場所。
被災者の不安を煽るような言い方はしたくありませんが、今後も別の地震がくる可能性は否定できないと言う事です。
こちらに地震調査研究推進本部の概要が記載されています。
今年に発生した全国の災害
全国的に発生した天変地異を以下にまとめました。
度重なる震災
北海道地震が起こる前にも、今年の6月には大阪北部で地震がありました。
震源地では震度6弱が観測され、私の従妹が大学生で大阪の伊丹に住んでいるのですが、家の家具や家電が散乱している状況だったと言います。
そして今回の北海道地震。1年間の内に大きな震災に2度見舞われるのは非常に珍しいと言えます。
小規模・大規模の台風の頻発
今年は特に台風が多く、沖縄県に住んでいる方は分かると思いますが、最初の台風が去って数日、再び台風が発生。
そしてその台風が去ったと思えば、数日後にはまた新たな台風が発生、とエンドレスを感じさせられる状況でした。
このまま一生、台風が続くのかな?と考えた人は多いと思います。
出典:国土交通省 気象庁
気象庁によると、今年の6月から9月の間に沖縄・奄美に発生した台風の件数は、4ヶ月でなんと10回も。
7月、8月に関しては平均すると毎週台風が来ている計算になります。
また、今年の台風の中で一番印象に残っているのが、台風10号。
一度過ぎて行ったと安心した途端、まさかのUターン。
こんな軌道を見せた台風は、観測史上の中でも異例だと言われています。
なぜ2018年は災害が異常に多いのか
日本では、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の十二支を用いますが、本来はこれに、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類を合わせた十干と十二支を組み合わせた60種類によって干支が決まります。
つまり、60年で1つのサイクルになるのです。この組み合わせで言えば、2018年は「戊犬(つちのえいぬ)」の年に当たります。
まず戊の意味は、生命の成長サイクルにおける10番中5番目に位置している事から、陰と陽の2極に属さない中央よりの存在だと言えます。
しかし、これは安定とも捉えられますが、バランスが崩れるとどちらに転ぶか分からない、つまり不安定な存在とも捉えられるのです。
次に戌の意味は、生命の成長サイクルで11番目に位置し、終焉を表します。
そこから戊犬が示す意味とは、繁栄を意味する十干の「戊」と、滅亡を意味する十二支の「戌」が、互いの威力を最大限に高めるが、どちらに転ぶかは分からないという事です。
すなわち、2018年は素晴らしい進歩を成し遂げる年、もしくは何かしらの悪影響が及ぶ年のどちらかになると言う事。
この場合、今年の異常な自然災害を考えると、マイナスの方向に転んだ可能性が高いと読み取る事ができそうです。
詳しい解説はこちらのLIFULL HOME’S PRESSというサイトに記載されています。
まとめ
今年は日本中が災害に見舞われ、その種類は異なるものの大変な状況に置かれている事は間違いありません。
特に北海道では、東日本大震災や熊本地震に匹敵するほどの災害規模であり、生活に苦しむ人々は非常に多いと思います。
諸外国からすると、今の日本の状況は目も当てられない程悲惨なものかもしれません。
しかし、いま私たちにできる事は、被災地の現状をできる限り知ること、そして互いの支援や協力、復旧の希望を持つことが大切だと言えます。
Yahoo!JapanやLINEその他もろもろのサービスでは被災地に支援金(義援金)を送る事ができるので、少額からでも寄付をしていきましょう。